イスラエルは、米国に次ぐ世界第2
位のサイバーセキュリティ・イノベーションのグローバルハブであり、イスラエルのサイバーセキュリティ部門は、この分野における世界の販売額の10
%、投資額の20
%を占めるとされています。
イスラエルにはサイバーセキュリティの学術研究センターが5つあり、また企業の国際的サイバーセキュリティ施設が20カ所近くあります。そしてイスラエルで開発されたコンピュータウイルス防止ソフトは、ファイヤーウォールによる保護や詐欺の検知、脅威の監視などによって、世界の6分の1のコンピュータを守っています。
サイバーセキュリティ・ベンチャーズが毎年発表している「サイバーセキュリティ500」の2017年企業ランキングでは、イスラエルに本社のある36の企業が選出されました。現在は米国に本拠を置く複数の企業が実はイスラエル発の企業であることから、イスラエルにはこのランキングの結果以上の実力があります。サイバーアーク(CyberArk)、チェックポイント(CheckPoint)及びチェックマークス(CheckMarx)の3社が、イスラエル企業の中で最も上位にランクされました。