教育省や公共、民間の様々な機関によって、多岐にわたる成人教育のニーズが満たされています。ヘブライ語の学習、基本的な教育技能の向上から家族の福祉の促進、一般知識の拡充まで、様々なニーズを満たすコースが多数提供されています。
労働省も、大都市や多くの町々で成人向けの職業訓練や再トレーニングンコースを多数の分野で提供しています。
ヘブライ語の教育は、特別に開発された「ウルパン」方式を使って様々なレベルで行われており、移民その他の人口層がイスラエルの一般生活に慣れるための助けとなっています。
成人間の教育や文化の格差を縮小するために、成人学習には補習教育も設けられています。また職業訓練コースは全日制と夜間のクラスがあり、労働省と企業が共同で運営するセンターや技術・職業訓練機関で行われています。
イスラエルの国中にある「市民大学」と呼ばれる施設では、学問や芸術の分野で多数の成人教育クラスやワークショップが行われています。また移民者のために「ラジオ大学」などの特別なラジオ番組も放送されています。
写真:1970年に撮影されたエルサレム郊外のヘブライ語学校「ウルパン」の様子
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