アダ・ヨナット博士が理化学研究所横浜キャンパスで講演
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3/17/2016
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2016年3月9日(水)、第8回HOPEミーティング(日本学術振興会主催)にノーベル受賞者として出席するため来日したアダ・ヨナット博士(ワイツマン研究所教授・結晶学者)が、理化学研究所 横浜キャンパスを訪問し、研究者と交流・講演をしました。
リボソームの構造と機能の研究で共同研究者と共に2009年ノーベル化学賞を受賞したヨナット博士。1980年代からKEK(高エネルギー加速器研究機構)のタンパク質結晶構造解析装置で研究を行うために来日して以来頻繁に訪日し、日本にも親交の深い研究者仲間がいます。
「現代医療、環境上の側面とマイクロバイオームの重要課題(Key Issues in Contemporary Medicine, Environmental Aspects and the Microbiome)」をテーマに行った講演会では、リボソームの研究を始めた当初は、難攻不落のリボソームはこれ以上の研究は望めないと考えられていたけれど、今日では誰もが研究をしている、これは喜ばしい事だと語りました。
第8回HOPEミーティング(日本学術振興会主催)でイスラエルから選抜されたヤングサイエンティストたちと歓談するヨナット博士。日本学術振興会「HOPEミーティング」
※HOPEミーティングとは、アジア・太平洋・アフリカ地域等から選抜された優秀な大学院生等を対象として、ノーベル賞受賞者などの世界の知のフロンティアを開拓した人々との対話、同世代の研究者との交流、さらには人文社会分野の講演や芸術プログラムを通じて、科学者としてより広い教養の涵養と人間性の陶冶を図り、彼らが将来のアジア・太平洋・アフリカ地域等の科学研究を担う研究者として飛躍する機会を提供するものです。
RIKEN横浜キャンパスにて、ライフサイエンス技術基盤研究センターの研究者他、複数の研究者たちと。
ライフサイエンス技術基盤研究センター
~参考リンク~
アダ・ヨナット博士に関して ワイズマン研究所公式HP
(写真提供:理化学研究所横浜キャンパス、駐日イスラエル大使館)
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