会場:京都芸術センター 大広間
会期:
12 月 25 日~27 日 10:30~21:30 *最終日は 17:00 まで※入場無料
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フィンジャン(珈琲ポット)で珈琲が飲める茶席…珈琲を煮詰めて炙りだす中東式の珈琲を、イスラエル生まれの国際デザイナー、エズリ・タルツィとハイム・パルナスによってデザインされたテーブルと空間で、イスラエル式おもてなし!
~中東式珈琲とは~
イスラエルでは、地面に座りながら「フィンジャン」と呼ばれる珈琲ポットに珈琲の粉を入れ、火をかけてじっくり煮出す伝統的な飲み方があります。
珈琲の香りと炎は、その場に座した全ての人々を暖かく歓迎し、安らぎを与えます。友好と信頼を築くこのやり方は遊牧民特有ですが、日本の茶道に近いと言えるかもしれません。
テーブルは友好の象徴であり、人々の集いに不可欠なものです。その中央で火にかけたフィンジャンを使って珈琲をつくり、皆様をおもてなしいたします。
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・イスラエル博物館のカタログ展示『タイムトンネル』…イスラエルの中でも最大規模の文化施設。先史時代から現在を旅することができる!
イスラエル博物館が、あなたを先史時代から現在まで続くほかに類をみない文化の旅へ誘います。エルサレムにあるイスラエル博物館は、50万点以上の所蔵品を有するイスラエルの中で最も大規模な文化施設です。イスラエルの古代史、世界的な美術品、ユダヤ教関連の工芸品などのほか、野外には有名なイサム・ノグチガーデンがあり、また何と言っても2000年前にさかのぼる「死海文書館」は圧巻です。こんな時空を超える旅を体験できる唯一無二の場所、それがイスラエル博物館なのです。この博物館のエッセンスを日本の歴史都市京都でご紹介できるこの機会、是非刺激的な歴史の旅をお楽しみください。
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・「書道-テルアビブ」の作品展示…
日本文化や日本の美学に魅せられたイスラエル人アーティスト集団による、墨と墨汁で描かれた作品を紹介!
「書道-テルアビブ」
日本文化や日本の美学に魅せられた異なるジャンルから集ったイスラエル人
アーティストの集団。グループの創始者であり指導者であるティルザ・パイタ
ン・セラ氏は約 8 年日本に滞在。「書道-テルアビブ」の活動および学習は 15 年以上になります。
週に一度、メンバーはイスラエル中からテルアビブの「日本文化センター」に集まり、墨や筆、和紙などを用いて書道や墨画などの日本文化を学びます。彼らの信仰するユダヤ教というイスラエルのルーツを日本の美学や魂と融合させたアートを創作することで、両国文化の架け橋となることを目指しています。
→27日(日)11:30より、伊部京子氏(和紙造形家)によるトークの中で、書道-テルアビブのことを紹介します。ぜひあわせてお越しください!
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・写真家・平岡眞一郎の写真作品展示…手漉き和紙にプリントされた写真は写真でありながら絵画のような存在感を出します。まるでその場にいるような不思議な現実感を体感することができるでしょう。
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・トークイベント
25日(金)16:30-17:30シラ・コヘン(同志社大学2回生/国際教育)『20世紀のイスラエルの音楽について』
26日(土)15:00-16:00守屋實智子(華道草花・薄雲御所流教授)『INORI PROJECT in Israel 2015』
27日(日) 11:30-12:30伊部京子(和紙造形家)『日本文化に魅了されたイスラエル人アーティストたち』
13:00-14:00ミハル・ハダド(観光ガイド)『なぜ日本にイスラエル人観光者が多いのか?』
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イスラエル親善大使 シャロウムちゃん(公式マスコット)が出題する『イスラエルクイズ』。
正解者には抽選ですてきなシャロウムちゃんグッズがあたります!