Visit to Tsuruga

カハノフ大使 敦賀を訪問

  •  
     
    ​ 6月28日、ルツ・カハノフ大使は福井県敦賀市を訪問し、渕上市長の案内で「人道の港・敦賀ムゼウム」を見学しました。
     
     日本への着任以降、敦賀訪問を切望してきたという大使は、「ずっと以前から敦賀の皆さんと約束していた訪問がついに叶い、感無量です」と話し、70数年前に杉原千畝氏のビザを得てこの地に辿り着いたユダヤ人たちの軌跡、ようやく自由の地に着いた彼らを温かく迎えた敦賀市民の人々に思いを寄せていました。
     
     集まった多くの取材陣の前で、敦賀ムゼウムへのメッセージを記したカハノフ大使は、「敦賀は、迫害吹き荒れるヨーロッパから逃れてきたユダヤ人たちが生き延びるための門を開いただけでなく、彼らの心も開きました。この歴史をずっと語り継いでいき、年々増えている日本を訪れるイスラエル人観光客へも、是非敦賀を訪ねるよう薦めたい」とコメントしました。
     



    渕上 隆信 敦賀市長に資料館内を案内していただきました。


    敦賀ムゼウムへのメッセージを記すカハノフ大使、レベル広報官