Visit to Hokkaido

カハノフ大使 北海道を訪問

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    ​カハノフ大使夫妻は、8月24日~28日にかけて北海道を訪れ、美しい雄大な自然と特色を学び、新たなイスラエルとの様々な分野での協力関係構築の可能性を探るため、釧路、北見、帯広など道東地方を歴訪しました。

     

    自治体首長の方々への表敬に加え、地域の特性を生かした研究施設や企業を訪問、意欲的なスタッフの皆様や素晴らしい施設、地域の方々の地元を愛する心に賞賛の気持ちをお伝えしました。今回すでにイスラエルと協力が行われている分野や、これから大きく発展の可能性がある分野を数多く発見でき、とても実りある旅となりました。

     

    尚、この週末には世界遺産の知床を訪ね歩き、知床五湖やフレペの滝を見下ろす遊歩道など、息を吞むような大自然や道中会えた野生動物に感動もひとしおでした。

     

     


    釧路市に隣接する鶴居村のペンション「ヒッコリーウインド」で、オーナーでネイチャーガイド・カメラマンとしても著名な安藤誠氏、大石正行 鶴居村長、名塚昭 釧路市副市長、ペンションスタッフの皆様と。

     





    タンチョウやオオワシ、オジロワシ、シマフクロウなどの希少な野鳥の保護を行っている釧路湿原の猛禽類医学研究所を視察、副代表の渡邊獣医師からお話を伺いました。

     



    釧路市役所で蝦名大也釧路市長を表敬訪問。共に渡り鳥が非常に数多く見られ、自然保護に関心が高く、酪農が盛んという共通点もあり、今後調査研究や観光促進で協力していく方針で一致しました。
     

    阿寒アイヌコタンで伝統文化を紹介するシアター「イコロ」にて、アイヌ工芸協同組合の西田組合長、工芸家「デポさん」と。




    「シャローム・イスラエル」イベントが過去何度も開催されており、長年にわたりイスラエルと親交のある北見市を表敬。高橋克博市議会議長、日本イスラエル親善協会の長年の会員でもある宮沢祐一郎市議と。

     



    日本最北の国立大学である北見工業大学で、表敬先の吉田孝理事と。この後、メタンハイドレートの分析センターやハイブリット植物の実験施設を視察しました。

    駐日イスラエル大使が御来学(北見工業大学HP)
    http://www.kitami-it.ac.jp/topics/24838/

     



    帯広で100年近い歴史を持つ十勝毎日新聞を表敬訪問、同社の林浩史社長と。十勝地域の農業や大樹町で進む宇宙産業について今後イスラエルとして協力できる可能性を話し合いました。

     



    帯広市の米沢則寿市長と。「市長が『北海道の中の北海道』と仰る帯広は、自然や景観の美しさに加えて、街のあらゆる場所が素晴らしく整備されており、地元の方々の愛情を感じる」ことをお話し、帯広を含めた道東地域が素晴らしい特色を持ちながら、まだまだイスラエルから来る旅行者に知られていないことは残念であり、今後紹介に協力したい旨をお伝えしました。

     



    同日午後には帯広畜産大学を訪れ、すでに研究者間では多数実績のある同大学とイスラエルとの学術研究協力の更なる拡大を提案したり、最先端の設備を備えた産業動物臨床棟・原虫病研究センターをご案内いただきました。

    駐日イスラエル国大使が帯広畜産大学を視察(帯広畜産大学HP)
    http://www.obihiro.ac.jp/topic/2017/isuraerutaisi_29.html