6月5日~9日、テルアビブ大学の国際交流担当副学長、ラアナン・ライン教授が来日し、東京および近郊の大学を訪れて、関係者と今後の研究交流について意見交換を行いました。
まだまだ数の少ない、日本におけるテルアビブ大学の学術交流協定提携校の増加を目的とした今回の訪問では、ライン副学長はイスラエルとの研究交流が進んでいる大学や、目覚しい研究成果をあげている大学に新たな協定締結を提案したほか、すでに部局間交流協定や包括的学術交流協定のある大学とも、この覚書を書類上だけのものにしないため、どのように具体的な交流拡大が可能かを各大学のトップや学生の方々とディスカッションしました。
テルアビブ大学は医学、経済学、人文学から芸術学まで9つの学部に多彩な専攻分野を持ち、それぞれに最高水準の研究施設を備える国立総合大学ですが、学際研究に重点を置くオープンな空気の大学でもあり、英語のみで履修できる自然科学・人文科学の修士課程やアントレプレナーシップのサマーコースなども年々拡大し、外国人学生の割合が増えています。また、開学以来、大学キャンパス内で一件の暴力事件も起きたことがないことを誇りにしているとも副学長は強調していました。
テルアビブ大学で学ぶことに関心のある方は、同学の
HPをご参照ください。
尚、同大学では同窓生のネットワークを構築し、日本各地の大学・研究機関との交流を今後さらに図っていくことを考えており、過去に1年以上テルアビブ大学に在学した経験のある方は、是非イスラエル大使館までご連絡をいただければ幸いです。
早稲田大学にて、森田国際担当理事、テルアビブ大学と長年研究協力をされているナノ・ライフ創新研究機構の逢坂特任研究教授、理工学術院の朝日教授と。
慶応義塾大学大学院経営管理研究科にて、MBA学生対象のレクチャー
東京大学にて、宗教学研究室でユダヤ研究を志す学生さんたちとの意見交換会
筑波大学にて、藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター視察
立教大学にて、白石副総長ほか、国際担当の皆様と。
テルアビブ市と交流協力共同声明を行っている横浜市国際局の関山局長と。