Visit of Israel Ministry of Health Mission

イスラエル保健省から副次官とチーフサイエンティストが初訪日

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    経済・科学技術において様々なルートで日本とイスラエルの協力関係が深まる中、9月12日~15日、イスラエル保健省から副次官 イタマル・グロット教授とチーフサイエンティスト アヴィ・イスラエル教授が初訪日しました。


    将来においての医療分野研究での日本との連携を模索し、厚生労働省を始め、日本医療研究開発機構、東京大学医科学研究所、ナノ医療イノベーションセンター及びCOINS研究推進機構、京都大学iPS細胞研究所、大阪大学最先端医療イノベーションセンターを訪問・視察しました。


    東京大学医科学研究所での学友会セミナーでは両教授共に登壇し、「The Israel Health System: from Innovation to Improved Health (イスラエル医療システム:イノベーションから保健促進まで)」をテーマにイスラエルのライフサイエンスや再生医療の現状について講演。イスラエル企業のPluristem Therapeuticsと製薬会社TEVAグループから代表も参加し、それぞれの医療技術などを紹介しました。


    また、イスラエルでも進む高齢化社会において、その先進国である日本のロボット工学を取り入れたケアを実践する社会福祉法人 善光会の老人ホーム施設サンタフェガーデンヒルズを視察。


    さらに、災害対策において日本の経験から学びたいとのから、CBRNE研究における日本の第一人者である東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 救急災害医学分野/救命救急センター 大友 康裕教授や、日本DMATが事務局を置く災害医療センターを訪問しました。


    <記事>

     

    日経バイオテク:イスラエル保健省、「ここ10年でライフサイエンス企業が660社設立」日本の研究者との連携を望む

    2016916日掲載)

    https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/09/15/01520/

     

    <訪問先のオンライン掲載情報>

     

    国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED

    http://www.amed.go.jp/news/other/20161013.html

     

    公益財団法人 川崎市産業振興財団 COINS研究推進機構

    http://coins.kawasaki-net.ne.jp/information/20160914.html

     

    公益財団法人 川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)

    http://iconm.kawasaki-net.ne.jp/news20160914.html

     

    大阪大学大学院医学系研究科附属 最先端医療イノベーションセンター(COMIT)

    http://www.comit.med.osaka-u.ac.jp/jp/news/news_20160921_1.html

     

    社会福祉法人 善光会

     

    http://zenkoukai.blog114.fc2.com/blog-entry-420.html​



    日本医療研究開発機構(AMED)にて、前列右からイスラエル保健省チーフサイエンティストのイスラエリ教

    カハノフ大使、同省副次官のグロット教授、AMED末松理事長



    東京医科歯科大学医学部附属病院救命救急センターにて 左はイスラエリ教授、右はERセンター長 大友先生



    東京大学医科研学友会セミナーにて、グループ写真右からアジア細胞医療学会 下坂理事長、IMSUT病院 小澤院長、

    中央右がイスラエル保健省 イスラエリ教授、左がグロット教授