"Visas for Life" Homage Concert to Chiune Sugihara

「杉原千畝氏へのオマージュ」  国交60周年記念コンサート

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    第二次世界大戦中、日本領事館領事代理として赴任していたリトアニアのカウナスで、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人たちにビザを発給し、約6000人のユダヤ難民を救った勇気の人・杉原千畝氏。

     

    彼を記念し116()、東京都千代田区の紀尾井ホールにて「杉原千畝氏へのオマージュ」と題したクローズドコンサートが行われました。

     
    コンサートでは、杉原氏の偉大な功績に光を当て、杉原氏を世界で紹介するプロジェクトを主催しているピアニストのサーシャ・トペリッチ氏、ヴァイオリニストの二村英仁氏はじめ日本を代表する卓越した演奏家の方々、そしてテレジン収容所の悲劇を伝える舞台に長年ご献身を頂いている野村路子氏にご参加をいただきました。
     


    (写真左・二村英仁氏、右・サーシャ・トペリッチ氏。写真撮影・川上尚見)
     
    第一部では野村路子氏による初公開作品「命のビザ」、日本初演となるマイケル・バリー作曲の室内楽作品「Visas for Life(査証にすがりし生命)」が披露され、第二部はトペリッチ氏、二村氏によるピアノとヴァイオリンが演奏されました。
     
    なお、このコンサートの最後に、二村英仁氏に対し、日本とイスラエルの友好親善への貢献を称え、「日本イスラエル友好および世界平和親善大使証書」をベンシトリット大使よりお贈りしました。
     


    (左・ベンシトリット大使、右・二村英仁氏写真撮影・川上尚見)
     
     
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