Ueda City Visit

カハノフ大使 長野県上田市を訪問

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    ​10月22日(木)、カハノフ大使とアッシャー経済部公使参事官は長野県上田市を訪れました。
     
     
    同市の(有)須藤物産では、イスラエル・ガルコン社製ガリレオを使って高品質チェリートマトの生産を行っています。
    農場に着くなり、早速試食させていただきました。およそ10度の糖度を誇るトマトは、果実より甘いように感じられました。
     
     
    植物工場は、東京ドームとほぼ同じ面積の敷地に、現在まで3棟のトマト工場が施工され、今後さらに2棟追加する予定だそうです。
     
    栽培には、AI(人工頭脳)が組み込まれた液体肥料の環境自動制御システムが利用され、各種センターで入手したデーターを元に、常に最適な条件を作物に提供するよう設定され、作物の各種機能成分量にも影響させています。  カリウムなどを高くも低くも設定できるため、糖尿病や心臓疾患など、制限のある患者には理想的な食資源の供給となります。
     
     
    点滴潅水システムには、AmiadやBermadと言ったイスラエルの農業資材メーカーの機材が使用され、今後は他の作物も手がけられる予定とのことです。 
     
     
    また午前中には上田市の母袋 創一 市長を表敬し、農業その他の産業分野でも情報交換を続け、協力関係を拡大しましょうと約束しました。
     
     
    よい気候の中、屋内でも屋外でも大変充実した時間となりました。
     
     
     
    写真1: 上田市役所にて、母袋 創一 上田市市長(前列中央)、ルツ・カハノフ大使(前列左)、ノア・アッシャー経済公使参事官(前列右)、田中 直美 須藤物産社長(後列左から3人目)。
     

    写真2:イスラエル・ガルコン社製の制御システム・ガリレオを前に、須藤物産の田中夫妻と。