Sendai Tomatoes

日本農業新聞にて、イスラエルからの復興支援の記事

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    日本農業新聞にて、イスラエル政府による復興支援の点滴灌水システムに関する記事が掲載されました。
    以下は記事全文です。
     
     
     
    ”JA仙台は、七ヶ浜町で栽培した世界各国のトマト59種類を売り出している。これを「七ヶ浜復興トマト」と名付け、JA管内の直売所や地元インショップで販売、消費者に人気を博している。
     
    栽培には、イスラエル政府から東日本大震災国際復興支援として受け取った点滴灌水(かんすい)システム栽培キットを使っている。震災による失業者を対象とした、JA雇用創出事業の一つとして、地元の新規就業者らが育てている

    同国からJAや七ヶ浜町、松島町などに届いた栽培キットは大手メーカーのネタフィム社製。土の代わりにグローパック(ココナッツファイバー)を使い、袋にホースを通して養分や水分を点滴で施用する。砂漠地帯の農業から開発した環境・経済に配慮した栽培システムだ。
     
     
    直売所などで販売するパッケージは少量多品目とし、色鮮やかに「トマトの宝石箱」をイメージした。特に、紫色をした珍品種「トスカーナバイオレット」や、話題を集めている加工用の「ロッソナポリタン」などが人気を集めている。1パック(3品種入り)198円。
     
    新規就業者と共に作業を行うJA東部営農センターの高橋稔センター長は「品種によって特徴があり、水管理や収穫時期など調整が難しかった。支援物資を上手く活用しながら、七ヶ浜の元気を多くの方々に知ってもらい、応援してほしい」と話した。
     
    復興トマトは今月いっぱいを目安に出荷を続ける予定。今後は、イチゴやハクサイ、ブロッコリー、カリフラワーなどを栽培し、同じく「七ヶ浜の復興野菜」として、元気を発信していく。"
     
    (10月27日付 日本農業新聞より)
     
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