数か月前腎不全と診断された4人のガザの子供たちが、ハイファにあるランバン医療センターに運ばれ、腎臓移植を待ちながら人工透析を受けています。
ゼリコヴィック医師率いるランバン小児腎臓科チームによると、ガザ地区とヨルダン川西岸地区では腹膜透析を受けることができず、ランバン到着時子供たちは合併症を起こし重体の状態でした。
うち3人は快方に向かいまもなく退院しましたが、6か月のリアンちゃんはいまだ透析中です。
現在、両親は自宅で続ける透析方法などについて教わっており、テバ製薬の透析装置を受け取り、エレツ検問所から帰路につく予定です。
この病院では年間腎疾患の子供4000人以上に透析治療を行っており、今年だけでパレスチナの子供たちはそのうち数十人に上るといいます。