ローマ・カトリック教会の教皇フランシスコが25日、イスラエルに到着し、シモン・ペレス大統領とベンヤミン・ネタニヤフ首相の出迎えを受けました。
今回の訪問は、1964年に教皇パウロ6世が行った歴史的聖地巡礼から50周年を記念するもので、教皇フランシスコが自身の出身地・ブエノスアイレスの大司教時代から親しい、ユダヤ教のラビ(宗教的指導者)とイスラム教のイマーム(指導者)の二名が随行団の一員として同伴しています。
教皇フランシスコは、イスラエルを訪問した歴代4人目のローマ教皇となります。
ペレス大統領は、「教皇のイスラエル、そして聖地エルサレムへの到着を心から歓迎します。宗教の違いを超え、世界平和への呼びかけを積極的に行ってきた教皇に敬意を表するとともに、この度の訪問が平和構築の取り組みへの一層の強化に繋がるものと信じています。」とコメントしました。
ペレス大統領、ネタニヤフ首相のウェルカム・スピーチ全文はこちらです。
(イスラエル外務省公式ウェブサイト・英文)
President Peres welcomes Pope Francis to Israel
PM Netanyahu welcomes Pope Francis to Israel
Photo: Israel Ministry of Foreign Affairs