2006年から10年間にわたり在日イスラエル名誉領事をお務めになっていた三笘 善八郎 (みとま ぜんぱちろう) 氏が、7月19日(火)、81歳で亡くなりました。
名誉領事就任前には、大分県大山町(現・日田市)町長を3期に渡り務めていた三苫氏。同町は1970年、聖書にも登場するイスラエルの古都・メギド町と姉妹都市協定を結び、以来活発に主に農業分野での交流を重ねてきました。
日本・イスラエル間の友好関係増進に長年尽力されてきた三苫氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
駐日イスラエル特命全権大使 ルツ・カハノフ:
「三苫善八郎様は、これまで10年にわたりイスラエル国名誉領事をお務めになられ、両国、両国民の関係発展に多大なる貢献をされてこられました。大山町長としてのご在任中、思い入れを持たれていたイスラエル・メギド市との姉妹都市提携に調印され、以来双方向での人物往来、子供たち同士の友好交流が長年に亘り継続されました。三苫様のご貢献への感謝のしるしとして、イスラエル国内では三苫様のお名前を記念した植樹が行われましたが、私共ユダヤ人の伝統では、植樹という行為にはその方の生涯を伝えるという意味合いがございます。三苫様の記憶は、私共の心に留まり、そのお名前を記した木はこれからも成長し続けます。」