東日本大震災の津波で壊滅的被害を受けた、宮城県南三陸町の公立志津川病院。その後継となる「南三陸病院・総合ケアセンター南三陸」が完成し、11月25日(水)、カハノフ大使が落成式に招待されました。
震災後ほどなく、日本では初となる医療支援チームがイスラエルから来日、南三陸町で仮設病院を開設。医療支援チーム撤退の際には持ち込んだ先端医療機材を寄付し、仮設病院は町が引き継いで運営されました。
その後も友好関係は続き、一昨年には医療団がかつて活動した志津川診療所前に、イスラエル大使館を通じてイスラエルを代表する彫刻家の一人であるダビッド・スザナ氏より同町の復興を祈願する真鍮製の彫刻作品”栄光と再生の像”が寄贈されました。
カハノフ大使は「被災された方々の、再生に向かおうとする強い魂に感嘆しています。そしてイスラエル医療団が、日本の再生へ向けた試みの一端を担うことができたことに、深い感動を覚えます。」と挨拶しました。
佐藤 仁 南三陸町長より、イスラエルの医療支援に対する感謝状を授与されました。
宮城県栗原市の佐藤 勇 市長を表敬訪問。
市長より、市のキャラクター「ねじり ほんにょ」くんのぬいぐるみをいただきました。米どころ栗原市の、刈り取った稲を杭と呼ばれる棒に掛けて天日乾燥する「ほんにょ」の姿をモチーフにしているそうです。