Kamakura visit

カハノフ大使 鎌倉市を訪問

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    カハノフ大使は、鎌倉市で行われた伝統の鎌倉薪能に立会人としてお招きを頂き、鎌倉を訪問しました。

    鎌倉市は杉原千畝氏が永眠される街であり、薪能講演が始まる前、お昼には鎌倉市役所が主催した杉原氏の功績に関する学習会でご挨拶をしたあと、杉原氏のお墓を訪問し、献花を行いました。なお、この日は偶然夫人の幸子さんのご命日にもあたりました。


    「鎌倉市は長い独特の歴史と文化が残る美しい街であり、イスラエル人にとっては杉原氏の墓所のある特別な場所でもあります。今回、杉原氏に救われた数千人のユダヤ人を代表して、彼の眠るお墓を参ることができ、嬉しく思っております」(カハノフ大使)


    鎌倉市では今年、市議会において、杉原氏の功績を顕彰し、同市に縁のある杉原氏の人道的な行いを若い世代へ継承するため教育を普及する由の決議が採択されています。

     

     



    松尾鎌倉市長と。古い歴史と芸術文化・IT推進という共通点、そして杉原氏の記憶を今後の交流に繋げるべく、意見交換を行いました。



    中沢市議会議長と議長室にて



    鎌倉霊園にある杉原千畝氏のお墓。太平洋や富士山を臨む美しい丘陵にあり、杉原氏自身が生前この地を選んだそうです。

    毎年杉原氏の命日には彼を尊敬する多くの方が個人的にお参りされているとのこと。



    幽玄な鎌倉薪能には、鎌倉市議会の議長・副議長も奉行役として出演されました。