台風30号で被災したフィリピンへ、イスラエルより支援
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11/12/2013
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フィリピンを襲った、観測史上最大の強力な台風30号(ハイエン)は、中部を中心に甚大な被害をもたらし、既に1万人以上の死亡者数が推計されています。
台風は去ったものの、未だ混乱の真っただ中にあるフィリピンに向けて、イスラエルの支援活動が開始されました。
イスラエル軍は10日、最適な支援を見極めるため捜索・医療・レスキューなど各分野のエキスパート5名から成る調査チームを派遣し、野外診療所を設営するための備品や、津波で被害を受けた地域への淡水化装置を積んだボーイング747機2機、また230名の支援部隊の派遣を決定しました。
イスラエルの緊急医療機関であるマゲン・ダビッド・アドム(Magen David Adom、略称MDA)は、フィリピンで救護活動にあたる国際赤十字を援助するため、特別チームを送ると発表しています。
また、国際人道援助機関であるNPOイスラエイド(IsraAID)も9日、特別チームを送ることを表明しました。現地のNGOや国連機関と協力して、強大な台風の被害にあった何千人もの人々の支援活動を進めていきます。
イスラエイドは医療分野での救援の他、トラウマケアも専門としています。
イスラエル国外にも支援の手が広がっています。
アメリカに本部を置く救援機関、アメリカ・ユダヤ人共同配給委員会(The American Jewish Joint Distribution Committee、略称JDC)は9日、災害復興支援団体への寄付金を募ることを発表しました。
一刻も早い復旧をお祈りしています。
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