「Israel Music Compilation」 シリーズ第2弾
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2/21/2018
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最新のイスラエルミュージックシーンをより多くの方々にご紹介するべく、日本の音楽関係者にセレクトしていただくコンピレーション・シリーズ (YouTube動画のプレイリスト)。
第2回目は、音楽ジャーナリストの原 雅明さんセレクションです。
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テルアビブのネットラジオTEDER.FM(
http://www.teder.fm/)の連中から教えてもらったのがきっかけで、彼の地のレーベルRaw Tapes (
http://rawtapesrecords.com/)の音源を知ったのが、もう5年ほど前のこと。
それ以来、このレーベルから発信される音楽に魅了されてきた。イスラエルのジャズがニューヨーク経由で紹介されたのに対して、Raw Tapes 周辺のサウンドはロサンゼルス経由と言うこともできるかもしれない。ヒップホップ・マナーを感じるロウなビートとオーガニックな生演奏から生まれるハイブリッドでフューチャリスティックなサウンドはもちろんのこと、その背景にあるテルアビブの音楽コミュニティに感じられる融和的でレイドバックした空気も魅力的だった。などと、訪れたこともない土地に勝手に思いを巡らせてもいたのだが、2017年、レーベルの看板アーティストであるバターリング・トリオの来日公演が実現した。
メンバーのキーボード奏者でプロデューサーのリジョイサーは Raw Tapes の設立者でもあり、彼から詳しい話を訊いて、欧米のシーンともリンクしつつ、伝統と現在が幾重にも入り交じるテルアビブの空気をより具体的に感じ取ることができた。
彼から紹介してもらった音源も含め、その空気を伝えるようなサウンドをチョイスした。
(原 雅明さんメッセージ)
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Buttering Trio & Friends - Love in Music (Live)
まずは、バターリング・トリオのアルバム『Threesome』でも印象的なこの曲から。とても良い雰囲気の最新のライヴ・セッション。
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Buttering Trio - Little Goat
来日公演の最後にやってとても盛り上がった曲。フェルディナン・ゼッカの無声映画『アリババと40人の盗賊』に付ける音楽として作られたという。
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SHLOMO BAR & REJOICER - YAVO DODI (BalconyTV)
ソロでも活動するリジョイサーが、イスラエルのパイオニア的シンガー/パーカショニストのシュロモ・バルを迎えたセッション音源。
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Sefi Zisling - DreamWalk
セフィ・ジスリングは長年テルアビブのジャズとファンク・シーンで活躍をしているトランペッター。初のソロ作『Beyond The Things I Know』から。
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Sol Monk - What If
ジャズ・ドラマー、アヴィヴ・コーエンが、ビート・ミュージック寄りのアプローチをする時の名義がソル・モンク。シンガーを迎えた最新の音源。
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Meinl Cymbals Amir Bresler - Afro Golden Line
アミール・ブレスラーもジャズ・ドラマーだが、アフロビートと中東の音楽を繋ぐようなサウンドを作っている。最新のシングル『Afro Golden Line』から。
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LBT - Kicha Studio Sessions Vol. 2
そのアミール・ブレスラーが率いるLBT(ライヴ・ビート・テープス)はDJやラッパーも加えた12人編成のバンド。バターリング・トリオも参加している。
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Nitai Hershkovits - Leaded Sanity
ジャズ・ピアニストとしてニューヨークで活躍するニタイ・ハーシュコビッツの、Raw Tapesからソロ作『I Asked You A Question』に収められた楽曲のライヴ・ヴァージョン(with リジョイサー)。
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Cohenbeats feat. Quelle Chris - Daily Affirmations
コーエンビーツことマイケル・コーエンはテルアビブからロサンゼルスに渡り、ビート・シーンにコミットしたプロデューサー。デトロイトのラッパー、クエール・クリスをフィーチャーした1曲。
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Itai Armon Ensemble - mapal (waterfall)
リジョイサーがテルアビブで最も才能ある一人だと言っていたマルチ奏者ロン・ハチモンによるプロジェクト。伝統楽器を用いた、素晴らしくモダンなアンサンブル。
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TATRAN - The Climb
これもリジョイサーが一推ししていた、テルアビブの3人組のインスト・バンド、タトラン。TEDER.FMでおこなわれた最新のライヴから。
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Calo Wood Feat. Ester Rada – Winter
リジョイサーとサックス奏者のイヤル・タルムディとのユニット、カロ・ウッドにエチオピア系女性シンガーのエスター・ラダをフィーチャーした曲。アルバム『Diving Shadows』から。
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Ester Rada - Four Women
エチオピア・ルーツのエスター・ラダはRaw Tapesに通じるアーバンなソウル感覚と、ディープ・ファンクやアフロ・ビート、それにエチオ・ジャズを繋ぐことができるシンガーだ。EP『I Wish』から。
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