震災・津波のトラウマの影響を未だ受け続ける東北地方の子供たちの心のケアのため、イスラエルより2名のセラピストが来日しています。
臨床心理士シャイ・ヘン・ガル氏、心理療法士フローラ・モール両氏は、ニューヨークに拠点を置く国際救援機関・JDC(アメリカ・ユダヤ人共同配給委員会)エルサレム支部にて救援活動に従事し、震災後の日本への訪問は今回で2回目となります。
イスラエル生まれの犬の抱き人形「ヒブッキー」を通して東北の子供たちの心を開くサポートをすることを目的としたこの訪日では、現地訪問のほか浦安市川医療センター、東京家政大学でのレクチャーも行われました。
ヒブッキーとはヘブライ語で抱っこを意味し、人形に周りの大人たちに話せない心のトラウマを明かし、また人形を世話をすることによって自信を取り戻す効果も期待されています。