3月2日(水)~3日(木)の2日間、カハノフ大使とアッシャー経済公使は福岡を初めて訪問し、小川洋知事に表敬訪問を行ったほか、九州大学や福岡商工会議所を訪問し、今後のイスラエルと福岡県の経済・科学技術・学術・文化など様々な分野での協力拡大の可能性について意見交換を行いました。
「古来よりアジア大陸への玄関口として栄えてきた福岡は、近代日本の工業化を牽引してきた都市でもあり、現在では日本におけるベンチャービジネスやICT研究のハブとして産官学が連携した国際的な環境が整っていて、イスラエルとは様々な分野での大きな協力の可能性が約束されていると思います。これから何度も福岡を訪れなければいけないと思いますし、イスラエルから来るビジネスマンや観光客にも福岡を訪れるよう進言したい」というカハノフ大使に、各所で今後の協力関係の構築に大変積極的なご意見をいただきました。
3日朝には北九州市の安川電機本社を訪問。同社が提携するイスラエルのRewalk Robotics社の歩行アシストロボットについて、津田純嗣社長へ今後益々の協力関係拡大を要請したほか、同社の「ロボットがロボットを生産する」工場の緻密な生産ラインを見学させていただき、その洗練された技術に強い感銘を受けました。
~訪問アルバム~
上部写真①・・・梅が満開の太宰府天満宮にて。左は長年ヘブライ大学で教鞭をとられた笈川 一博・杏林大学名誉教授。
写真②・・・九州大学にて、テルアビブ大学・ベングリオン大学で教えた経験もおありの青木副学長、渡邊国際部長と。
写真③・・・福岡商工会議所会頭・理事と。同じスタートアップ・シティとして、今後のタイアップが期待されます。
写真④・・・イスラエルの歩行アシスト機器メーカーRewalk社と提携する北九州市の安川電機本社内「みらい館」にて、同社精密技術の粋を集めたロボットとゲームで対決!