Culture Mail Magazine 201806

文化部メールマガジン 2018年6月号

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    イスラエル関係文化事業案内(2018622日)

    平素よりイスラエルの文化事業にご理解・ご協力いただき誠に有難うございます。
     


          <相対性>1953
    All M.C. Escher works copyright © The M.C. Escher Company B.V. - Baarn-Holland. All rights reserved. www.mcescher.com
     
    『生誕 120 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展  奇想版画家の謎を解く8つの鍵』大好評開催中!
    2018 6 6() - 7 29 () ※会期中無休   上野の森美術館
     
    「“視覚の魔術師”と言われるエッシャーの、生誕120周年を記念する大型展覧会です。出品作品はすべて世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品で、同博物館 でも常設展示されていない秘蔵のコレクションが初来日します。」(リリースより)
    イスラエル発の人気ブランド「SABON」と「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」ともコラボグッズもあります
    公式サイト:http://www.escher.jp/

       目次

    1.    イノン・バルナタン(ピアノ)日本公演2018 - Inon Barnatan Piano Recital
    2.    ギル・シャハム ヴァイオリン・リサイタル    Gil Shaham Violin Recital
    3.    アヴィシャイ・コーエンの楽曲を全面フィーチャーしたフランス映画『セラヴィ!』  - French film Cest la vie! featuring Avishai Cohen(b)s music
    4.    アヴィシャイ・コーエン トリオ with 17ストリングス -Avishai Cohen Trio with 17 Strings Concert
    5.    ニタイ・ハーシュコヴィッツ・トリオ / ニタイ・ハーシュコヴィッツ(p)、オル・バレケット(b)、アミール・ブレスラー(ds) -Nitai Hershkovitz (p) Trio with Or Bareket (b) and Amir Bresler (ds)
    6.    アリス ・フィービー・ ルー +イスラエル人サイドマン2名、初来日公演。  -Alice Phoebe Lou (vo) with Dekel Adin and Ziv Yamin
    7.    イヴリー・ギトリス ヴァイオリンリサイタル Ivry Gitlis Violin Recital
    8.    PMFパシフィック・ミュージック・フェスティバルにオル・ヨセフ・ポスティ(クラリネット)参加  - Or Yosef Posti (clarinet) participates in Pacific Music Festival
    9.    ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズにヤエル・ロネン & Exil Ensemble『冬の旅 ةل حر ءات ش لا』が参加
    10.  新譜案内
    11.  ミニ・ニュース
     
     

    contents

     
     
     
     

    ©Marco Borggreve

    1. イノン・バルナタン(ピアノ)日本公演2018 - Inon Barnatan Piano Recital

    1979年テルアビブに生まれ。3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たす。ヴィクトル・デレヴィアンコ教授、マリア・クルチョ、ロンドンの王立音楽院のクリストファー・エルトンに師事した。以後、今日に至るまでレオン・フライシャーの薫陶を受けている。2006年以降はニューヨーク市に移り、現在はハーレムの倉庫を改修して住居としている。
     
     
    622日(金)、23日(土)、24日(日)各日15:00 会場:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
    兵庫芸術文化センター管弦楽団 第107回定期演奏会
    予約:芸術文化センターチケットオフィス TEL: 0798-68-0255
     
    626日(火)19:00 会場:トッパンホール
    <異才たちのピアニズム 5> イノン・バルナタン(リサイタル)
    ドビュッシー:ベルガマスク組曲
    T.アデス:ダークネス・ヴィジブル
    ラヴェル:夜のガスパール
    ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
    予約:トッパンホールチケットセンター  TEL:03-5840-2222
     
     
     

    ©Luke Ratray

    2. ギル・シャハム ヴァイオリン・リサイタル    –Gil Shaham Violin Recital

    1971年イリノイ州生まれ。その後イスラエルに移住し、1981年イスラエルフィルおよびエルサレム響の公演でデビュー。10代の若い頃からすでに世界第一線で活躍。その勢いは衰えず、ベルリン・フィルやコンセルトヘボウ管、ボストン響やゲヴァントハウス管などの世界の一流オーケストラと共演、日本でも多くのファンを獲得しています。現代曲にも力を入れ、イスラエル人作曲家アブネル・ドルマンの「ニグン」も演奏予定。使用楽器は1699年製のストラディバリウス「ポリニャック伯爵夫人」。
     
    日時:6月24日(日)14時
    場所:紀尾井ホール
    ピアノ:江口玲
    演目:J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006 ほか
    予約・問合せ:カジモト・イープラス TEL:0570-06-9960
     
     
     

    © 2017 QUAD+TEN / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / PANACHE PRODUCTIONS / LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE

    3. アヴィシャイ・コーエンの楽曲を全面フィーチャーしたフランス映画『セラヴィ!』  - French film “C’est la vie!” featuring Avishai Cohen(b)’s music

     
    監督は『最強のふたり』のエリック・トレダノとオリビエ・ナカシュ。
    結婚式を舞台に繰り広げられる、遊びゴコロと優しさに満ち溢れた、私たちへの人生賛歌!
     
    音楽を担当したアヴィシャイ・コーエンは1970年イスラエル生まれ。世界のジャズシーンを牽引するベーシスト。今回ナカシュ監督が脚本執筆中にアヴィシャイの曲を聴いており、その独特なテンポとリズムが物語に合うと考え、ダメ元で依頼。結果OKで、アヴィシャイの既存の楽曲を含め、映画用に編曲したものなど、アヴィシャイファンにはたまらない映画になっている。
     監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
    出演:ジャン=ピエール・バクリ、ジル・ルルーシュ、ジャン=ポール・ルーヴ、ヴァンサン・マケーニュ
     
    76日よりシネクイント他でロードショー公開。
     
     


     
     

    4. アヴィシャイ・コーエン トリオ with 17ストリングス -Avishai Cohen Trio with 17 Strings Concert

    イスラエルを代表するベーシスト、作編曲家、アヴィシャイ・コーエンによる話題のオーケストラ公演が日本初開催! アヴィシャイ楽曲を中心にベース・ドラム・ピアノによるトリオと17名の弦楽オーケストラが共演。 今回の来日はこの1公演のみ!
    日時:826日(日)1st 15:00開演/2nd 18:00開演
    会場:紀尾井ホール
    予約:各種プレイガイト
    問合せ:チケットぴあインフォメーション:0570-02-9111 10:0018:00
     
     
     
     

    5. ニタイ・ハーシュコヴィッツ・トリオ /  ニタイ・ハーシュコヴィッツ(p)、オル・バレケット(b)、アミール・ブレスラー(ds) Nitai Hershkovitz (p) Trio with Or Bareket (b) and Amir Bresler (ds)

    シャイ・マエストロの後任としてベーシストのアヴィシャイ・コーエン・バンドで活躍していたニタイ・ハーシュコヴィッツが、遂に自らのトリオを率いて来日する。現在はN.Y.を拠点に活動中。2017年、ビート・ミュージック界の鬼才リジョイサー(本名ユヴァル・ハヴキン/バターリングトリオのリーダー)をプロデュースに迎え、初ソロ作『アイ・アスクド・ユー・ア・クエスチョン』を発表。カート・ローゼンウィンケルやジョージア・アン・マルドロウとのコラボ、躍動的かつメロウな音作りで注目を集めた。今回の公演は1stアルバム『OB 1』が話題のベース奏者、オル・バレケット、“中東のブレインフィーダー”RAW TAPESから力作『AFRO GOLDEN LINE』を発表したドラム奏者、アミール・ブレスラーとのトリオ。ジャズの未来を照らす精鋭3人のプレイは必見必聴。この機会にニタイのピアノソロ・アルバム『ニュー・プレイス・オールウェイズ』も発売される。
     
    7/6() 静岡市 Lifetime (Shizuoka)
    7/8() 名古屋市 Star eyes (Nagoya)
    7/9() 京都市 Le club jazz (Kyoto)
    7/12() Cotton Club
    7/13() Cotton Club
    7/14() Swing Hall (Musashino-shi / Tokyo)
    ツアー問合せ:オフィス・ズー TEL 03-3418-1996
     
     
     

     

    6. アリス ・フィービー・ ルー +イスラエル人サイドマン2名、初来日公演。  -Alice Phoebe Lou (vo) with Dekel Adin and Ziv Yamin

    世界が注目する南アフリカ出身(現在はベルリンを拠点に活躍)シンガーソングライター、アリス・フィービー・ルーが初来日、代々木公園の野外無料ミュージックフェスティバルに出演。
    サイドマンはデケル・アディン(DekelAdin)とジブ・ヤミン Ziv Yamin)のイスラエル人2名!…「絶対ブレイク間違いなし」と思わせる脅威のPVが凄い
     
    7月7日(土)17:15 オーシャンピープル(音楽フェスティバル)
    会場:代々木公園(東京都渋谷区神南2-3)
    入場無料!おすすめ動画:http://oceanpeoples.com/artist/6092/
     
    79日(月) @晴れたら空に豆まいて(代官山)
    w/ mei ehara
    Open / Start : 19:00 / 19:45
    前売 / 当日 : 3,500 / 4,000(+1D)
     
    710日(火) @月見ル君想フ(青山)
    w/ 青葉市子
    Open / Start : 19:00 / 19:35
    前売 / 当日 : 3,500 / 4,000(+1D)
     
     
     

     

    7. イヴリー・ギトリス ヴァイオリンリサイタル –Ivry Gitlis Violin Recital

    1922年ハイファ生まれ。今年96歳、現役ヴァイオリニスト。12歳でパリ音楽院を首席で卒業。その後もエネスコ、ティボー等、名ヴァイオリニストの下で研鑽を積む。19世紀の演奏様式、音楽感を伝える希少な演奏家で、カザルス、ハイフェッツ、ゼルキン等歴史上の名匠をはじめ、アルゲリッチを始め、バレンボイム、メータ、インバル、デュトワ、ニューヨーク・フィル、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル等、多くの一流演奏家と共演を行っている。…1975年のフランス映画『アデルの恋の物語』では催眠術師役として出演している。
     
    日時:719日(木)19:00
    場所:紀尾井ホール
    演目:ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第五番「春」ほか
    料金:全席指定8000
    問合せ:テンポプリモ TEL:03-3524-1221
    詳細:http://tempoprimo.co.jp/contents/ticket/pg204.html
     
     
     

    ©Fadil Bersha
     

    8. PMFパシフィック・ミュージック・フェスティバルにオル・ヨセフ・ポスティ(クラリネット)参加 - Or Yosef Posti (clarinet) participates in Pacific Music Festival

    パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は、1990年に作曲家のレナード・バーンスタインがロンドン交響楽団とともに札幌で創設した国際教育音楽祭。世界を代表する音楽家を教授陣に迎え、オーディションで選ばれた世界各地から集まる若手音楽家を育成する教育プログラム「PMFアカデミー」。豊かな才能を持つアカデミー生たちは、音楽を通じた国際交流、国際相互理解を深めている。今年イスラエルからは、イスラエルフィルなどとの共演で内外で活躍するオル・ヨセフ・ポスティ(クラリネット)が参加。現在はダニエル・バレンボイム率いるウエスト=イースタン・ディヴァンオーケストラで活動中。また公演ゲストとしてハイファ出身のメゾソプラノ歌手リナート・シャハム(↑写真)も出演する
     
    <リナート・シャハム参加公演>
     
    PMFオーケストラ苫小牧公演 ~チャイコフスキー没後125年に寄せて~
    ジョン・アクセルロッド(指揮)/ リナート・シャハム(メゾソプラノ)/PMFオーケストラ /PMFヨーロッパ
    演目:バーンスタイン:交響曲 1 「エレミア」/ チャイコフスキー:交響曲 4 ヘ短調 作品36 ほか
     
    日時:714日(土)開演 18:30
    会場:苫小牧市民会館
     
    日時:715日(日)開演 14:00
    会場:札幌コンサートホール Kitara
     
     
    75日~29日まで札幌市を中心に様々なプログラムが展開される。それ以外のコンサートは:
     
    日時:731日(火)1830
    会場:広島国際会議場 フェニックスホール
     
    日時:81日(水)19:00
    会場:サントリーホール(東京)
     
    演目:マーラー:交響曲 7 ホ短調 ほか
    出演者ワレリー・ゲルギエフ(指揮)/ ユージン・イゾトフ(オーボエ/PMFアメリカ/ デニス・ブリアコフ(フルート/PMFアメリカ/ PMFオーケストラ
     
     
     

    © Esra Rotthoff
     

    9. ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズにヤエル・ロネン & Exil Ensemble『冬の旅 ةل حر ءات ش لا』が参加

    現代社会とそこに生きる人間、演劇のあり方を問う最新ドイツ語演劇 4 作品を、一挙リーディング形式で紹介!
    ヤエル・ロネンとマキシム・ゴーリキー劇場のシリア・パレスチナ・ イスラエル等からの俳優による Exil Ensemble(亡命アンサンブル)による作品。ドイツ人の同僚が彼らに同行して、ドイツとスイスを バスで巡る「冬の旅」に出る。旅の目的地はドレスデン、ワイマール、ミュンヘン、マンハイム、チュ ーリッヒそしてハンブルク。そこで彼らはどのように関係性を築き、何を体験し、どのような目をドイ ツに向けるのだろうか? (初演:ベルリン・ゴーリキー劇場、2017 4 )。この度、作者ヤエル・ロネン Yael Ronen が来日する!
    1976年、エルサレムの演劇一家に生まれ、イスラエルを代 表する最も刺激的な演出家として、現在ベルリンとテルアビブの両方にベース に、ドイツ語圏で目覚しい活躍をしている。俳優たちのグループと共にリサーチ を行い、彼らの私的な経歴などを取り込む手法による作品を次々に発表して、世 界的な評価を確立した。イスラエル、パレスチナ、ドイツの俳優が参加した『第 三世代』(2008)は大反響を呼び、多くのフェスティバルに招聘された。
     
    <リーディング公演>
    翻訳・演出:小山ゆうな
    日時:727 日(金)19:00 +ポストトーク/ 728日(土)14:00
    料金:料金:一般 1.000 (前売り・当日とも)高校生以下:500 (学生証持参、当日清算のみ) ポストトークは入場無料 前売り:PEATIX http://peatix.com/event/XXXXX
     
    <演劇ワークショップ>
    テーマ「<>を生きること」
    日時:728() 10:00-13:00、ホール、定員 15 名、申し込み順、通訳付き 参加費 3,000
    ヤエル・ロネンがマキシム・ゴーリキー劇場の亡命アンサンブル(Exil Ensemble)のメンバーとともに 創り上げた『冬の旅 ةلحر ءاتشلا』の作品作りの現場を体験できるワークショップ。個人的・政 治的な立場の違いや先入観、葛藤などと向き合うために、全員が意識を共有してそれぞれの共通項や接 点を探してゆく。参加者はロネンと共に、現実とフィクション、それぞれの個人的なエピソードなどと 取り込みながら、作品の土台となる集団的・創造的プロセスを体験する。(多様なバックグランドを持 つ参加者歓迎。)
     
    会場:ドイツ文化会館ホール (東京都港区赤坂 7-5-56
    問合せ:ゲーテ・インスティトゥート  東京ドイツ文化センター 文化部 Tel. 03-3584-3201(代表)
     
     

    10. 新譜案内



     
    Alef Melody(アレフ・メロディー)』by Noam David(ノーム・ダヴィド / 201866日発売 | UBCA-1061 | 2,315+tax
     
    アヴィシャイ・コーエンのトリオを支えるドラマー、ノーム・ダヴィドのデビューアルバム。
    ポリリズム、変拍子、民族的ビートを駆使して“ジャズの彼方 “を示す未来的な世界。現代ジャズ・シーンを牽引するベースの巨匠、アヴィシャイ・コーエンのトリオを支えるドラマー、ノーム・ダヴィドのデビューアルバム。
    コーエン門下」からはイスラエル・ジャズ・シーンの新星マーク・ジュリアナ(ds)、シャイ・マエストロ(p)達を始め鬼才が次々と巣立ち、世界的ムーブメントとなっているが、ノーム・ダヴィドもブルーノート東京などライブ・シーンでの活動が「天才ドラマーの出現」として大きな注目を浴び、新作が待たれてきた。今作にはアヴィシャイ・コーエン(b)自身が参加して超絶的なプレイで精緻なアンサンブルを構成するほか、同トリオのオムリ・モール(p)を含む4人のイスラエルの音楽家達がポリリズム、変拍子、民族的ビートを駆使して“ジャズの彼方 “を示す未来的な世界を展開している。遠くボブ・ディランやフランク・ザッパ達が切り開いた音楽の未来を予感させる衝撃的な新作となった。
     
     


     
    GILI YALOby GILI YALO(ギリ・ヤロ / 2017126日発売|UBCA-1058|¥2,315+tax
     
    イスラエル発エチオピア・ルーツ・ミュージックの新星、“GILI YALO(ギリ・ヤロ)”デビュー・アルバム【日本盤】が登場!
    エチオピア系イスラエル人のギリ・ヤロは自身のバックグラウンドから、自分のルーツや、自分がどこからやってきたかを忘れない、というメッセージを世界中に発信したいという強い願いからアルバムの曲を書き始め、バルカン・ビート・ボックス、バターリング・トリオのベン・ヘンドレルや、今作のプロデューサー、ブーム・パムのウリ・ブラウネル・キンロトの協力のもと、多才なミュージシャンが集められこのソロ活動が始まった。
     
     


     
    Orbit(オービット)』Alice Phoebe Lou(アリス・フィービー・ルー) / 201877日発売 | DDCB-12358 | 2,315+tax
     
    世界が注目する南アフリカ出身(現在はベルリンを拠点に活躍)シンガーソングライター、アリス・ フィービー ・ルー(Alice Phoebe Lou)。 日本デビュー決定! 7月には初の来日公演も決定!
    ベルリンのストリートでライヴ演奏をしながらブルージーなフォークを発展させたサウンド、偽りない歌詞と素朴で美しい声で、パフォーマンス動画が脅威の再生数!
    ケープタウンとベルリン録音。才能ある南アフリカとヨーロッパのミュージシャンが多数参加したデビュー・アルバム『Orbit』。77日~9日初来日公演敢行、二人のサイドマンはイスラエル人のデケル・アディン(Dekel Adin)とジブ・ヤミン Ziv Yamin)。
     
     


     
    New Place Always (ニュー・プレイス・オールウェイズ) by Nitai Hershkovits  (ニタイ・ハーシュコヴィッツ) 2018615日発売AGATE / Inpartmaint   AGIP-3616 2,400+
     
    哀愁漂う儚くも美しいピアノの旋律。シンプルで美しいソロ・ピアノ・アルバム。
    注目を集める若き天才ピアニスト、ニタイ・ハーシュコヴィッツの新作が日本先行リリース。共同プロデューサーにレジョイサーを迎えイスラエルをルーツに自身の内面を投影した優しく静寂な音楽。
    アヴィシャイ・コーエンのバンドに加入したきっかけで彼の演奏が広く知られるようになり3枚のアルバム「デュエンデ」、「アルマー」、「フロム・ダークネス」のレコーディングに参加。美しい旋律の叙情的なピアノは、ピアノファンには衝撃を与えました。
    静かなる熱い情熱が感じられる今作「ニュー・プレイス・オールウェイズ」は名器FAZIOLIのグランドピアノで録音。繊細なタッチでメランコリックなムードを漂わせ描く様に音楽を奏でるニタイ・ハーシュコヴィッツのピアノは、キース・ジャレット、ティグラン、シャイ・マエストロとも比較される逸材。自身の名義での初来日ジャパンツアーも決まり2018年の注目ピアノアルバムとなること必至の作品が完成。
     
     


     
    Its about time ! (イッツ・アバウト・タイム)』by Omri Mor オムリ・モール)発売中NAÏVE NJ-628611 オープン価格
     
    イスラエルの注目ピアニスト、オムリ・モール。アヴィシャイ・コーエン、カリム・ジアドらを迎えた大注目作!!
    フランスNaïveから、イスラエルが生んだ屈指のピアニスト、オムリ・モールの記念すべき初リーダー作が遂に登場!!さかのぼれば、2000年代中頃に、The Omar Avital Marlon Browden Projectの一角でも登場。トランペッターのアヴィシャイ・コーエンも参加したグループのキーボードをつとめたのが、このオムリ・モール。また、201710月には、ベースのアヴィシャイ・コーエンのトリオ・メンバーとして来日してブルーノートで公演。その名を新たに記憶にとどめたファンの方も多いことでしょう。本作は、そんなオムリの満を持しての一作。ベースには、そのアヴィシャイが中心で演奏し、ドラムに、ザヴィヌル・シンジケートにも参加したアルジェリアが生んだ鬼才カリム・ジアドが参加とくれば、それだけで期待が高まりますが、デビュー作にして、貫禄も充分。期待をまったく裏切ることのない充実度があります。
     
     

    11. ミニ・ニュース



     
     
    72回トニー賞、ミュージカル『バンズ・ヴィジット』が最多10部門受賞
    『バンズ・ヴィジット』、それは2007年東京国際映画祭で最高賞(東京サクラグランプリ)を受賞したあのイスラエル映画『迷子の警察音楽隊』のことです。
    あの作品がアメリカでミュージカル化されて、去る610日に発表されたトニー賞で10部門受賞。
    …コンサート出演のためにイスラエルに来たエジプトの警察音楽隊が空港から間違った行き先へのバスに乗ってしまい、小さな村に迷い込む。そこで繰り広げられる音楽隊メンバーたちと村人たちとの心の交流を描いたストーリー。このミュージカルには日本のホリプロが出資に参加しているそうで、もしかして日本公演もアリ?と期待が高まります。
     
     
     
    学術講演情報
     
     
     

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
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