平素よりイスラエルの文化事業にご理解・ご協力いただき誠に有難うございます。
まずは音楽ニュース3連発!!!
①「東京JAZZ2017」 シャイ・マエストロ・トリオ Guest カミラ・メザ TV放送決定!
第16回 東京JAZZ Vol.2
NHK BSプレミアム
OA予定:10月15日 (日) 0:45~2:14←土曜日の深夜です!
無言のまま演奏するアーティストが多いなか、シャイは広い観客席にむかって「来てくれてありがとう。今、世界は大変なことになっているが、みんな音楽の力を信じようよ」など、小さなクラブで演奏するときと変わらぬフレンドリーな距離感。物怖じしない度がハンパない!
詳細:http://www4.nhk.or.jp/tokyojazz/
(カバー写真:岡利恵子)
② あの感動が蘇る!イスラエルミュージックxWWW再び!!
そしてメルマガ読者プレゼント再び!!
10月20日(金)「バターリング・トリオ」に(当日券4000円→1500円に! / 1 drinkはお求めください)
開場:18:30 / 開演19:30 対バン:Aru-2, MELRAW, DJ tajia hal
*申込みは以下に10月18日までにご連絡ください(お名前・連絡先メール&TEL / お申込後こちらから返信ない場合はお電話でご一報ください。ただし12日・13日・土日は休館日となります)
*公演の詳細は本文3をご覧ください。
③新企画「Israel Music Compilation」
最新のイスラエルミュージックシーンをより多くの方々にご紹介するべく、日本の音楽関係者にセレクトしていただくコンピレーション・シリーズ(You Tube動画)を開始します。 第一回目は、ミュージシャン、音楽プロデューサーである久保田麻琴さんセレクション。以下のリンクよりお楽しみください!
では、今月後半のイベントを以下にご案内いたします。
1.バットシェバ舞踊団芸術監督オハッド・ナハリン 映画『Mr. GAGA』
Film “Mr. GAGA” featuring Ohad Naharin (Artistic Director of the Batsheva Dance Company) directed by Tomer Heyman
2.バットシェバ舞踊団『ラスト・ワーク』2017年 日本ツアー
Batsheva Dance Company “Last Work “2017 Japan Tour
3.アヴィシャイ・コーエン・トリオ@ブルーノート東京
Avishai Cohen Trio @ Blue Note Tokyo
4.新世代フューチャー・ソウル・トリオ”Buttering Trio”初来日公演急遽決定!
Buttering Trio First Live in Japan
5.Quarter To Africa(クォーター・トゥ・アフリカ)初来日公演
Quarter to Africa First Japan Tour
6.新譜・新刊情報 New discs & book
(『1970』 アヴィシャイ・コーエンAvishai Cohen 『1970』/ 『いのちは贈りもの ホロコーストを生きのびて ホロコーストを生きのびた6歳の少女の祈り』フランシーヌ・クリストフFrancine Christophe『Une Petite Fille Privilegiee』)
*巻末ミニ・ニュース
① アミハイ・グロス出演、ル・ポン国際音楽祭2017 赤穂・姫路 Amihai Grosz in Le Pont International Music Festival Ako & Himeji 2017
② 『Gamila Secret』創始者ガミラ・ジアー 来日イベント Gamila Secret 10th anniversary (Japan) event featuring Gamila Hiar
③ 朝日カルチャーセンター新宿教室で『古典ヘブライ語入門Ⅰ』 講座開講 Biblical Hebrew Class opens
④ NPO法人ホロコースト教育資料センター主催 映画『否定と肯定』の先行上映会 Film “DINAIL” related event by Tokyo Holocaust Education Resource Center KOKORO
⑤ SSFF & ASIA 2017 秋の上映会 Screening of film “ANA” by Or Sinai at SSFF & ASIA 2017 Autumn Screening
1. バットシェバ舞踊団芸術監督
オハッド・ナハリン
映画『Mr. GAGA』
Film “Mr. GAGA” featuring Ohad Naharin (Artistic Director of the Batsheva Dance Company) directed by Tomer Heyman
「最も重要な振付家の一人バットシェバ舞踊団のアーティスティック・ディレクター、オハッド・ナハリン。彼の人生の転換点に立ち合った本作は、精神的で深い洞察に満ちたドキュメンタリーだ。観客は非常なる完璧さを求める芸術性と、類まれなビジョンを持った人間に出会うことになる。8年間に渡って撮影され、ナハリンの振付作品のリハーサルに密着し、貴重な記録映像と、息をのむダンスシーンとで紡がれる。SXSW映画祭で観客賞、ソフィア国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞した話題作。」(「Dance New Air 2016/ Dance Film: Choreographer at work」チラシより/ 写真:Gadi Dagon)
…イスラエルを「コンテンポラリーダンス大国」に押し上げた原動力、バットシェバ舞踊団。
その躍進は、明らかに1990年のオハッド・ナハリン芸術監督就任以降に起きた現象であり、バットシェバの牽引によって、後年インバル・ピントや、エマニュエル・ガット、イチック・ガリリ、ホフェシュ・シェヒター、ヤスミン・ゴデールなど、国際的に活躍する振付家がイスラエルから数多く輩出されることとなりました。そのナハリンの自伝的回顧や、厳しく激しいクリエーションの現場など、世界最高峰の舞踊集団の実像に迫る貴重なドキュメンタリー。GAGAとはナハリンが独自に編み出した身体解放メソッド。ダンサーのみならず、子供から高齢者までの一般人にも有効で、同時にこのメソッドこそが舞踊団の創作の根幹にもなっています。断片的な画像はネットでも見られますが、全編を日本語字幕付で観ることにより、より深くナハリンの芸術哲学を理解し、ダンサーたちの汗と涙を体感することができるでしょう。創造とは何か、表現とは何か、そして極めるとはどういうことか。ダンス関係者のみならず、すべてのクリエイター必見の秀作です。
『MR. GAGA』
監督:トメル・ハイマン
出演:オハッド・ナハリンほか 2015年/100分/ ヘブライ語・英語(日本語字幕付)
10月14日(土)より全国随時公開
都内映画館:シアター・イメージフォーラム (東京都渋谷区渋谷2-10-2)
詳細:http://mrgaga-movie.com/ (予告編もすごい!)
<GAGAとは?>
イスラエルのダンスカンパニー、バットシェバ舞踊団の振付家であり、芸術監督であるオハッド・ナハリンが、自らのリハビリテーションの過程で編み出した方法論で、年齢、経験に制限なく誰にでも出来る動きのメソッドとして広まっています。体を動かすということは、本来全く自然なことです。誰が教えたわけでもなく、子供は音楽にあわせて踊り始めたりします。特にGAGA/peopleは、そういった本質的な行為の場を作るので、運動やダンスの経験がない方、また日ごろから運動不足を感じている方にも楽しんでいただけます。またカンパニーの日々の練習の土台にもなっています。
オハッド・ナハリン Ohad Naharin
1952年イスラエル生まれ。20代から舞踊を始め、ダンサーとしてバットシェバ舞踊団で活躍の後、渡米しマーサ・グラハム舞踊団に入団。その後、ジュリアード音楽院で学ぶ。80年に振付家としてデビュー。90年バットシェバ舞踊団の芸術監督に就任し、『キール』(90年)、『マブール(洪水)』(92年)、『アナフェイズ(細胞分裂)』(93年)など次々に話題作を発表。2度にわたるベッシー賞(02年、03年)をはじめ、数々の賞を受賞している。彼の作品はネザーランド・ダンス・シアター、リヨン・オペラ座バレエ団、パリ・オペラ座バレエ団など、世界中の著名なダンスカンパニーやバレエ団で踊られており、現在、世界で最も注目される振付家の一人である。また、2015年には8年間に渡って密着し、撮影されたドキュメンタリー映画『MR. GAGA』が公開。世界各地の映画祭で数々の受賞を得て、話題となっている。
まもなく来日!!!↓↓
2. バットシェバ舞踊団『ラスト・ワーク』
2017年 日本ツアー
Batsheva Dance Company “Last Work “2017 Japan Tour
「オハッド・ナハリンの豊かなイマジネーションが強靭なダンサーたちとつくりあげた現代へのひそやかなメッセージ
ダンスカンパニーが数多く活躍するイスラエル。中でも最も注目を集めるバットシェバ舞踊団が、来る10月、オハッド・ナハリンによる『LAST WORK-ラスト・ワーク』を携えて来日します。世界の現代ダンスシーンを牽引する振付家オハッド・ナハリン。彼の豊かな知性と感性が、バットシェバ舞踊団の驚異的なダンサーたちと共に語りかけ、問いかける、現代へのひそやかで強烈なメッセージ、『LAST WORK-ラスト・ワーク』。
ナハリンの描こうとする世界をしなやかかつパワフルに、そして雄弁に語るバットシェバ舞踊団のダンサーたち。ダイナミックな動きに宿る野性味と、繊細さを併せ持つ、圧倒的な身体が放つ生命の踊りは、観客の心を捉えて離しません。ダンスの可能性を極め続けるオハッド・ナハリンが、今日の世界に向けた鋭くも温かい眼差し。この秋、必見の舞台にどうぞご期待ください」(リリースより/ 写真:Gadi Dagon)
『LAST WORK(ラスト・ワーク)』 (2015年6月1日初演、スザンヌ・デラル・センター)
演出・振付:オハッド・ナハリン
出演:バットシェバ舞踊団 ダンサー18名
上演時間:約65分(休憩なし)
<埼玉公演>
日時:10月28日(土)15:00/29日(日)15:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場大ホール
料金:(全席指定・税込):一般:S席6,500円 A席4,000円 U-25:S席3,500円 A席2,000円 *当日券は各席種ともに+500円
問合せ:SAFチケットセンター 0570-064-939(劇場休館日を除く10:00~19:00)
詳細:http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4012
●日本ツアー
<北九州公演>
10月31日(火)19:00 ◎会場:北九州芸術劇場中劇場
<愛知公演>
11月3日(金・祝)15:00 ◎会場:愛知県芸術劇場 大ホール
<びわ湖公演>
11月5日(日)16:00 ◎会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
バットシェバ舞踊団 Batsheva Dance Company
バットシェバ舞踊団は、イスラエルを代表する世界的なコンテンポラリー・ダンス・カンパニーで、バットシェバ舞踊団と若手のバットシェバ・アンサンブルの2つのカンパニーからなり、イスラエル国内外出身の40名のダンサーが所属している。イスラエル国内を始め、世界中をツアーして回っており、年間約250公演を行い、観客数は毎年およそ100,000人に及ぶ。オハッド・ナハリンが芸術監督に就任した1990年以降、ダンサーたちは彼が考案した動きのテクニックである「GAGA(ガガ)」の日常的なトレーニングを通じてムーヴメントの新たな可能性を探し、ダイナミックな感性を知覚していく。また、年間1回開催される「バットシェバ・ダンサーズ・クリエイト」プロジェクトでの作品創造の中で才能を開花していく。 メイン・カンパニーの多くのダンサーは、18歳から24歳までのバットシェバ・アンサンブルのトレーニング期間に技術を磨く。国内の若い観客たちのための公演に加えて、アンサンブルは、公開リハーサル、GAGAのクラスや、ダンス・スクールでのワークショップを行っており、アウトリーチ活動や、イスラエル国内の恵まれない人々への公演にも取り組んでいる。 バットシェバ舞踊団は、1964 年にマーサ・グラハムを芸術アドバイザーに迎え、バロネス・バットシェバ・ド・ロスチャイルドによって創立された。 オハッド・ナハリンは1990年に芸術監督に就任。1989年以降、テルアビブのスザンヌ・デラール・センターを本拠地としている
3. アヴィシャイ・コーエン・トリオ@ブルーノート東京
Avishai Cohen Trio @ Blue Note Tokyo
「現代ジャズ・シーンを牽引し更なる進化を続けるイスラエル出身の天才ベーシストが、気鋭メンバーとのトリオで来日!
昨年9月、チック・コリアとの再会セッションを行ない、圧倒的な反響を集めた超絶ベーシストのアヴィシャイ・コーエンが自身のユニットと共に戻ってくる。イスラエル出身の彼は幼少の頃から様々な音楽に親しみ、15歳でベース演奏を開始。チック率いる“オリジン”に参加して世界のジャズ・シーンを震撼させ、自身のグループからもマーク・ジュリアナ、シャイ・マエストロ等の鬼才を世に送り出している。これまで15作ものリーダー・アルバムを発表、この秋には最新作『1970』のリリースも予定されているアヴィシャイ。進化を続けるベース・プレイと作曲、メンバー一丸となった精緻なアンサンブルに限りなく期待がつのる。」(主催者HPより)
…いつもは小出しにボーカルを披露していたベースのアヴィシャイ、今回はいよいよ本格的に歌うのでしょうか?またピアノのオムリは、シャイやニタイの後継者となると、相当な注目株!
日時:10月17日(火)~19日(木) [1st] 17:30開場 18:30開演 / [2nd] 20:20開場 21:00pm開演
場所:ブルーノート東京(東京都港区南青山6-3-16)
メンバー:アヴィシャイ・コーエン(ベース、ヴォーカル)Avishai Cohen(b,vo) / オムリ・モール(ピアノ)Omri Mor(p) /ノーム・ダヴィド(ドラムス)Noam David(ds)
料金:ミュージックチャージ8500円
予約:ブルーノート東京 TEL: 03-5485-0088
詳細:http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/avishai-cohen/
(写真:Andreas Terlaak)
アヴィシャイ・コーエンAvishai Cohen
アヴィシャイ・コーエンは1970年4月20日イスラエルのキブツ生まれ。スペイン、ギリシャ、ポーランド系ルーツをもつ一家に生まれ様々な音楽を聴きながら育つ。10代のとき先生のすすめでジャコ・パストリアスを聴いたのがきっかけとなりエレクトリック・ベースに魅了される。イスラエルのエルサレム芸術アカデミーで学び、22歳から2年間軍のバンドに所属した後、ニューヨークに行くことを決意。1997年、デモ・テープを聴いたチック・コリアに才能を認められ<オリジン>のメンバーとして6年間活躍、その名を世界に知らしめた。アヴィシャイは1998年から16枚のスタジオ・アルバムを発売。その比類無き才能と豊かな芸術性を反映した作品はジャンルを超えて高い評価を得ている。
4. 新世代フューチャー・ソウル・トリオ Buttering Trio 初来日公演急遽決定!
Buttering Trio First Live in Japan
「イスラエル発!エキゾチックなサウンドコラージュで最先端!
イスラエル発の新興レーベル”RawTapes”はイスラエル ジャズシーン〜ビートミュージックシーンの接近を紹介するなど世界的にも注目を集める。
そんな”RawTapes”の設立者の一人、ユヴァル・ハヴキンをメンバーに含む新世代フューチャー・ソウル・トリオ "Buttering Trio" の初来日公演が決定!
共演者を含めた詳細は近日発表!!彼らの地中海・中東の民族音楽エッセンスも加わったハイブリッドでフューチャリスティックなソウル・サウンドの魅力は下記動画をご参照下さい。」(リリースより)
◆Buttering Trio 動画◆
共演者ラインアップはKIDFRESINOとの共作など多くのラッパーとのコラボレーションで注目を浴びるビートメイカー"Arµ-2"、WONK所属レーベル"epistroph"のニューカマー、フューチャーソウルや現代ジャズシーンに呼応するサックス奏者、安藤康平が主導する"MELRAW"、そして独自のサンプリングミュージックが国やジャンルを超えた各方面から評価されているtajima halによるDJ SET!
…う~ん、脱力系!それにしてもメンバーにはあの超売れっ子プロデューサー「リジョイサー」が入っているし、1回きりの公演とはもったいない。東京JAZZのイエメン・ブルースでWWWでめちゃくちゃ盛り上がった皆さん、また読割を活用して是非再集結いたしましょう!
「CONTRAFACT 〜 Buttering Trio 〜」
日程:10月20日(金)18:30開場/19:30開演
会場:渋谷 WWW (東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下)
料金:前売り3500円、当日4000円(+1ドリンク)
問合せ:WWW TEL: 03-5458-7685
詳細:http://www-shibuya.jp/schedule/008358.php
バターリングトリオButtering Trio
ケレン・ダン(Keren Dun)、リジョイサーことユヴァル・ハヴキン(Rejoicer)、ベノ・ヘンドラー(Beno Hendler) によるテルアビブ出身の3人組グループ。サックス、シンセ、ベース、ヴォーカル、ビートの組み合わせで生まれる、サイケデリックでありエキゾチックなサウンドのコラージュは、まさに最先端をいく注目の新世代フューチャー・ソウル・トリオである。R&B~ソウル~ジャズ~ビート・ミュージックを自在に乗りこなす才能とセンスに、ワールドワイドな注目が集まっている。5月にリリースされた『Threesome』も好評発売中。
5. クォーター・トゥ・アフリカ
初来日公演
Quarter to Africa First Japan Tour
「今年の新発見はYouTubeの映像で気に入ったイスラエルのファンキーな7人組。グループ名からも分かりますが、やっている音楽を本人たちは「アフロ・アラブ」と呼んでいます。ウードやホーン・セクションがフィーチャーされるこのサウンドはツボにはまります」(ピーター・バラカン氏推薦メッセージ)
…「アフリカ」というよりも「アラブ?」っぽい印象かも。先月来日したイエメン・ブルースとも違う、もっとカラフルで元気なノリ。エスノ・ミュージックと言っても本当に多種多様ですね。
で、数ヶ月前に発売された彼らのCD『レイバック』にはなんと日本盤限定のボーナストラックとして、ベースのアヴィシャイをゲストに迎えた「yeshuato – live at “the zone” TLV. Ft. Avishai Cohen」他3曲が収録されてたのですが、本メルマガ巻末の「新譜・新刊案内」で紹介するアヴィシャイの新譜『1970』にもQTAのメンバー、エリアサフ・バシャリとの参加曲が入っています。今月東京で奇しくもニアミスの両者!おしい!日程がかぶるなら何かやってほしかったです。ともあれ、マーク・ジュリアナ、シャイ・マエストロの例もあるように、“若い才能ハンター”としても有名なベースのアヴィシャイに目をつけられてるなら、QTAのクオリティはお墨付きってことですね。
① ピーター・バラカン・ライヴマジックPeter Barakan's LIVE MAGIC!
ラジオDJ・音楽評論家のピーター・バラカン氏が監修する音楽フェスティバル
日時:10月22日(日)15:00 ~
会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール / ザ・ガーデンルーム
料金:1日券12,000円 / 2日通し券 21,000円 すべて税込・オールスタンディング / 各種チケットサーヴビス
中学生・高校生:1日券 7,000円 / 学割2日通し券 11,000円) *小学生以下無料(要保護者同伴)
問合せ:クリエイティブマン TEL: 03-3499-6669(受付時間 平日 12:00-18:00)
② ライブ@「晴れたら空に豆まいて」Quarter To Africa Japan Tour 2017
当日は東京を代表する気鋭のベリーダンサー、E-chan & Milla 、NOURAHとの共演、イスラエルの食事とお酒も提供する、Tokyo×Tel Aviv カルチャーミックスパーティー!!
日時:10月23日(月)19:00開場/20:00開演
会場:晴れたら空に豆まいて(東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2
料金:前売り3500円/当日4000円+1ドリンク
予約・問合せ:TEL: 03 5456 8880
*ご到着順入場となります。
クォーター・トゥ・アフリカ(Quarter To Africa)
2014年に2人編成からスタートしたイスラエル出身の多文化の音楽グループ。エレクトリックウード、サックス、トランペット、エレキギター、ベース、ドラム、パーカッション、シンセとボーカルによって編成されている彼らが奏でる音楽は、アラブの伝統音楽であるマカーム音階法とアフリカのリズム、ジャズとファンクの合わさった気分を高揚させるコラージュである。彼らはアフロアラブ(もしくはアフラブ)という新しい造語を創造し、LOVE, UNITY & FRIENDSHIP(愛と調和と友情)を掲げてユニークな音楽を生み出している。
6. 第30回東京国際映画祭で
イスラエル映画『隣人たち』上映
“The Cousin (Ha Ben Dod )” by Tzahi Grad screened in the 30th Tokyo International Film Festival
監督も来日いたします!チケットの発売開始は10月15日(日)12:00からです。
<東京国際映画祭>
期間:10月25日(水)~ 11月3日(金・祝)[10日間]
会場:六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほか 都内の各劇場および施設・ホールを使用
ワールド・フォーカス部門
『隣人たち』 The Cousin (Ha Ben Dod )
監督/脚本/プロデューサー: ツァヒ・グラッド
出演: ツァヒ・グラッド、アラ・ダッカ、オスナット・フィッシュマン、ウリ・ホッホマンほか
93分 カラー ヘブライ語 | 2017年 イスラエル
地元メディアのパーソナリティとして知られるナフタリは自宅スタジオを改築するため人を雇うが、やってきたのはパレスチナ人のファヘッド。村人が騒ぎ出し良識派のナフタリに迫る。笑いと毒が混じり合うヴェネチア2017オリゾンティ部門出品作。
<『隣人たち』上映時間・会場>
10月27日(金)21:30 TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN3
10月30日(月)14:25 TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7
*監督によるQ&A予定。
詳細:http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=131
新譜・新刊情報 New discs & book
『1970』 アヴィシャイ・コーエン
Avishai Cohen 『1970』
9月27日日本先行発売/ ソニー・ミュージック/ CD:SICJ223 /\2400+税
「鬼才カリスマ・ベーシスト、アヴィシャイ・コーエン最新録音!全曲に伸びやかで味わい深いヴォーカルが心地よく響く・・
イスラエルが生んだ天才ベーシスト、アヴィシャイ・コーエン最新録音登場。スタジオ・アルバムとして1998年以来 通算16枚目となる本作。Sony Masterworksからの第1弾となる。
オリジナル作品とカバー、伝承曲で構成されている。伝承曲からラテン、ビートルズ・カバーまでを網羅。タイトルは、アヴィシャイ・コーエンがこの世に生まれた年:1970年に由来。キャリアの中で最もパーソナルなアルバムにして意欲作。
全曲、アヴィシャイの味わい深いヴォーカル入り(英語、スペイン語、ヘブライ語)」(リリースより)
注目は、このアルバムの中でウードとベースを兼任しているエリアサフ・バシャリ。アヴィシャイ作品に初参加となるが、彼が参加するバンドのQTA(クォーター・トゥ・アフリカ)のデビューアルバム『レイバック』日本盤にはアヴィシャイがゲスト参加したセッション音源がボーナス・トラックとして収録されている(本文4参照)
詳細:http://www.sonymusic.co.jp/artist/avishaicohen/info/486761
『いのちは贈りもの ホロコーストを生きのびて
ホロコーストを生きのびた6歳の少女の祈り』
Francine Christophe 『Une Petite Fille Privilegiee』
フランシーヌ・クリストフ著 河野万里子訳 岩崎書店1600円+税
“これは物語ではなく、写真をならべたアルバムのようなものです。 でも記憶から抜けおちてしまったり、黄ばんでしまったものもあるので、これから先のページには、いまもくっきりしているものだけを選びました。”
1939年、著者フランシーヌ・クリストフは6歳でした。ナチスドイツによるユダヤ人迫害(ホロコースト)を6歳から12歳で経験した著者が、愛する両親との平和な生活を奪われ、苛酷な状況に追いこまれていく様子が、子どもならではのまっすぐな視点と独特の透明感のあることばで語られています。著者は、フランス、ドイツ各地の強制収容所で死と隣り合わせの日々をくぐりぬけ、アンネ・フランクが亡くなった収容所で一命をとりとめ、移送中に解放を迎えました。解放後をつづることばは、戦争が及ぼす底知れぬ恐ろしさを伝えるとともに、わたしたちに人間のあり方を問いかけます。フランス国内外で版を重ね、舞台化もされた話題作、待望の邦訳です。(出版社HPより)
詳細:http://www.iwasakishoten.co.jp/news/n20257.html
*巻末ミニ・ニュース
① アミハイ・グロス出演、ル・ポン国際音楽祭2017 赤穂・姫路 Amihai Grosz in Le Pont International Music Festival Ako & Himeji 2017
期間:10月7日(土)~14日(土)6公演
会場:赤穂市:赤穂城跡、赤穂文化会館 / 姫路市:パルナソスホール
詳細:http://www.imf-le-pont.jp/
ル・ポン(Le Pont)とはフランス語で懸け橋を意味します。赤穂・姫路と縁がある世界的なヴァイオリン奏者の樫本大進氏の、「演奏家の出身地やゆかりある土地で開かれている聴衆との距離の近い手づくりの音楽祭を開催できないか」との提案を受け、2007年秋に「赤穂国際音楽祭2007」、2008年秋に「ル・ポン姫路国際音楽祭2008」を開催。 以後、赤穂市と姫路市で交互に開催され、2012年(平成24年)に初めて両市で共同開催された。
アミハイ・グロス(ヴィオラ)Amihai Grosz
アミハイ・グロス 1979年イスラエル生まれ。エルサレム弦楽四重奏団の創設メンバー。2010年よりベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者として活躍。ダニエル・バレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管やエルサレム響でも演奏する傍ら、ソリストとしても活躍。イェフィム・ブロンフマン、エマニュエル・パユ、内田光子、オレグ・マエイセンベルク、ジャニーヌ・ヤンセン等と共演。またヴェルビエ音楽祭、BBCプロムスなど、世界中のホールや音楽祭で活躍している。使用楽器は1570年製のガスパロ・ダ・サロ。持主より終身貸与されている。
② 『Gamila Secret』創始者ガミラ・ジアー 来日イベント Gamila Secret 10th anniversary (Japan) event featuring Gamila Hiar
10周年を記念してガミラシークレットの創始者であるガミラ・ジアー氏をお迎えしトークイベントを開催!!ガミラシークレットが日本に上陸して今年で10周年を記念し、ブランドの創始者を開催。します。
手作りソープと植物へのこだわり、スキンケアの選び方・使い方を、デモンストレーションを交えながら紹介します。
日時:10月15日(日)13:00~13:45(約45分)、16:00~16:45
場所:コスメキッチン渋谷ヒカリエシンクス店 地下1階 ビューティーペディア
入場無料(立ち見となります)
ガミラ・ジアー/Gamila Hiar
1940年8月20日、イスラエル北部ガリラヤ地方にあるペキイン村に生まれる。1956年に夫カマルと結婚後、4男1女をもうける。20歳の頃から子育て、日々の仕事と並行し、自分の睡眠時間を削って石けん作りに取り組み始め、それから30年以上の歳月をかけて「ガミラシークレット」のレシピを作り上げた。2006年5月のイスラエル建国記念日に『その年のイスラエルに影響を与えた10人』のひとりに選出される名誉を得て、国から表彰されている。現在もハーブの研究を続け、息子たちとともに開発製造を行っている。
③ 朝日カルチャーセンター新宿教室で『古典ヘブライ語入門Ⅰ』 講座開講
Biblical Hebrew Class opens
ヘブライ語はいわゆる『旧約聖書』の言語ですが、ユダヤ教の中では現代まで血脈を持っています。またキリスト教を経由して英語にもヘブライ語由来の単語があり、西洋文明を理解するための基礎的な教養の一つでもあります。言語の構造はもちろん日本語や英語と大きく違いますが、語根という3つの子音を基礎とし母音との組み合わせによって動詞の活用や名詞、形容詞などと多様に語が生まれていくという論理的構造を持っています。本講座では基礎文法を聖書やユダヤ教の話を交えながら習得していきたいと思います。(講師・記)
<テキスト>各自でご用意ください。『ニューエクスプレス 古典ヘブライ語』(3,672円) ISBN-13: 978-4560086070
日時・期間 第1週・第3週 土曜 13:30-15:00 10/21~12/16 5回
日程 10/21, 11/4, 11/18, 12/2, 12/16
講師名 ユダヤ学者 根本豪
受講料(税込み)10月~12月(5回) 会員 18,360円
この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。
詳細:https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/47976178-68ba-9bc0-2bd8-597c02c40530
④ NPO法人ホロコースト教育資料センター主催 映画『否定と肯定』の先行上映会
Film “DINAIL” related event by Tokyo Holocaust Education Resource Center KOKORO
「ホロコーストの大量虐殺はなかった」と言うイギリスの歴史家に、名誉棄損で訴えられたアメリカのユダヤ人教授デボラ・E・リップシュタット。本作は、2000年にロンドンで実際に起きた法廷対決がテーマです。原作者であるリップシュタット教授をアメリカのエモリー大学よりお迎えして、上映後には憲法学者の木村草太氏と対談を行います。
歴史とは、そして言論の自由の定義とは何なのかを、本作品は私たち一人ひとりに問いかけています。誤った情報や歴史を軽視する言動が簡単に拡散され、ときに強い影響力をも持ってしまう現代社会において、史実を伝えていくことの大切さを皆さまと共に考える機会になればと願っています。
日時:10月26日(木)18:00(開場17:30)
内容:映画上映(110分)上映後トークショー(30分予定)
対象:Kokoro会員 : 先着40名様をご招待 / 一般 : 抽選にて80名様をご招待(当選者の発表は試写状の発送をもってかえさせていただきます。)
⑤ SSFF & ASIA 2017 秋の上映会
Screening of film “ANA” by Or Sinai at SSFF & ASIA 2017 Autumn Screening
アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が東京国際映画祭との提携企画として開催するイベント。ショートフィルムの魅力を広めることと、若手映像作家の育成を目的とし、東京都と共催で毎年開催しています。
ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2017 秋の上映会 (SSFF & ASIA 2017 Autumn)
期間:10月16日(月)~2017年10月22日(日)
会場:アンダーズ東京(虎ノ門ヒルズ) 16(月)- 18(水)/東京都写真美術館10/19(木) - 22(日)
内容:6月に開催されたSSFF & ASIA 2017の受賞作品と、その他秀作ショートフィルムの上映、海外でも知られる有名映画監督によるトークイベントほか。
鑑賞料金:無料
申し込み:9/26(火)に上映プログラム発表、WEB予約開始。
★イスラエル作品
インターナショナル部門ベストアクトレスアワード受賞作
『アナ』(監督:Or Sinai)
International Competition Best Actress Award
"Anna" directed by Or Sinai
詳細:http://shortshorts.org/2017/autumn/ja/about/
いつもイスラエルの文化・芸術に興味を持ってくださってありがとうございます。
ノーベル文学賞の発表を受けて調べてみたら、イスラエルでもカズオ・イシグロ氏の本が少なくとも5冊はヘブライ語に訳されて出版されているそうです。もちろんイスラエルのメディアは彼のことを普通に「ブリティッシュ・オーサー」と表記し、英国人作家には変わりないのですが。そもそもイスラエルという国は○○系△△人という人たちが多いので、日本のように「日系」のところがさほど大きくクローズアップされないのかもしれません。活字離れが嘆かれる昨今、日本ではこんなきっかけで本が売れたりしますが、イスラエルではどうでしょうか。それにしても毎年ささやかれるイスラエルのノーベル文学賞候補者、アモス・オズ&デヴィッド・グロスマン、、、う~ん、なかなか。
引き続き、ご指導・ご支援賜れますよう宜しくお願いいたします。