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平素よりイスラエルの文化事業にご理解・ご協力いただき誠に有難うございます。
早速ですが、テレビ放送案内からまず。
YouTube動画をコラージュし独自の作品をつくる“マッシュアップ”アーティスト クティマン (Kutiman)。彼がネット上で見つけ、プロデュースし、成功へ導いた"プリンセス・ショウ"とのドキュメンタリー映画。
「プリンセス・ショウ〜ネット時代の歌姫〜(仮)」
放送日時:3月22日(水)午後11時〜 / NHK BS 1「世界のドキュメンタリー」
“Princess Shaw” directed by Ido Haar will be broadcast by NHK-BS 1
38歳の介護士・サマンサは、自作の歌をネットに投稿するのが唯一の楽しみ。ある日、外国のアーティストが彼女の曲をアレンジしたところ、世界的な大ヒットとなる。
ニューオリンズの老人ホームで働きながら“プリンセス・ショウ”の名前で歌を投稿し続けるサマンサ。視聴者はわずかだったが、虐待を受けた幼少時代の記憶をもとに作った曲が、たまたまイスラエルの映像作家・クティマンの目に留まる。クティマンが彼女の動画に様々な楽器をミックスして公開すると、再生回数は200万ヒットを記録。サマンサはイスラエルでライブを開催するまでに。シェフィールド観客賞の現代版シンデレラ物語。
原題: Presenting Princess Shaw
制作: Ido Haar/Liran Atzmor(イスラエル 2016年)
…YouTubeにアップされた無数の映像や自ら撮影した映像を素材に、並外れた集中力と膨大な時間をかけてカット&ペースト&マッシュアップし、全く新しいインスピレーションあふれる作品を作り上げるクティマン。著作権や肖像権の問題を考えると「おいおい、大丈夫なの?」と彼の手法の心配していたのは数年前。いまや彼のその手法が生み出したスターもいれば、その経緯を記録したドキュメンタリーも作られ、しかもバッチリ公共の電波で放送されるとは。なんと時代の流れの速いこと!まさにイマドキ(ああ、もうこういう言葉さえ使われないですよね~)のアーティストなのです。
そしてそのクティマンの新譜が3月8日にリリースされます!!
『6am』Kutiman(クティマン)2017年3月8日発売 タフビーツ 2315円+税 ボーナストラック付 解説:石田昌隆
「YouTubeの『ThruYou(
スルーユー)』シリーズが1,000万ビューを超える話題作となり注目を浴びているマルチアーティストKutiman(クティマン)の最新アルバム『6am』3月8日に発売決定!
1st アルバム『Kutiman』から9年ぶりのニューアルバム『6am』は、ヴィンテージとモダン、あらゆる年代やジャンルを行き交いながらクティマンならではのグルーヴが構築された傑作。サイケデリックなギターが気持ちいい「Jaffa Beach」を始め、ファンキーサウンドが炸裂する「She's A Revolution」、エキゾチックでレトロな雰囲気の「Shine Again」、イスラエルの歌姫”カロリーナ”を迎えたソウルフルな「I Think I am」 など、ジャズ、ワールド、ロック、ファンク、ダンスミュージックの要素と、アフリカや中東音楽の影響も巧みに融和しマッシュアップした未体験の極上ミュージックが楽しめる!」(発売元リリースより)
…トランペットのアヴィシャイ・コーエンが2012年にミンガス・ビッグバンドで来日していたときに、「いいよね彼。僕も好きなんだ」とおススメしていたクティマン。奇しくも今回の新譜の日本盤ボーナストラックのタイトルは「セフィ・ラミレツ」。それはクティマン・オーケストラ(オケといっても5人??でしたっけ)のトランペッターの名前。アヴィシャイは近年”Big Vicious” という滅茶カッコいいバンドで演奏することがありますが、ギターはウジ・ラミレツ。そして、もちろんセフィ・ラミレツとウジ・ラミレツは兄弟。…イスラエルはこういうケースが多いです。
クティマン Kutiman
1982年生、テルアビブ在住のソングライター、プロデューサー、映像作家、オーケストラのリーダーなど一つの肩書きでは括れないほど多方面で活躍するマルチアーティスト。本名はオフィール・クティエル。2007年に1st アルバム『Kutiman』でデビュー、各方面から絶賛された。2年後にYouTubeで公開した、様々なデジタル映像とソウルフルで暖かい音楽とを融合した「Thru You」シリーズが、2週間で1,000万回の再生回数を記録し一躍世界的に注目を浴びる。2015年、コラボレーション・シングル「Inner Galactic Lovers」は、世界的に有名なDJジャイルス・ピーターソンやロブ・ダ・バンクらに、ラジオにてエアプレイされる。同年ジャズファンクLP『Space Cassava』をリリース。2016年6月、2nd アルバム『6am』をリリース。また、Thru Youシリーズで出会ったニューオリンズの女性シンガーPrincessShawとの交流を描いたドキュメンタリー映画「Presenting Princess Shaw」が制作され、カナダのトロント国際映画祭で初上映、様々なメディアで賞賛された。
では、3月のイベントを以下に
1. エリアフ・インバル指揮 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 マーラー「交響曲第5番」
Mahler: Symphony No.5 by Eliahu Inbal and Konzerthausorchester Berlin
2 「ユダヤの伝統音楽と舞踊」宗教的シンボリズムに満ちた独特の世界であるユダヤの伝統音楽と舞踊を読み解
く、レクチャー、演奏、舞踊実演、写真展示
Gesture, Sound and Movement in Traditional Jewish Music and Dance (Lectures, demonstrations, film and discussion)
3. 東京アニメアワード・フェス
ティバルでロニー・オーレン(ベツァルエル美術デザインアカデミー)がクレイアニメWS開催
Roni Oren’s Clay Animation Workshop in Tokyo Anime Award Festival
4
. 新譜紹介 New Disc (『ペトロス・クランパニス / Chroma』) “Chorma” by Petros Klampanis
*
巻末ミニ・ニュース
① 「WORLD BREAKFAST ALLDAY」にイスラエルの朝ごはん登場!! Israeli style breakfast at “WORLD BREAKFAST ALLDAY”
② 朝日カルチャーセンター横浜で「ユダ
ヤの精神史」講座開講 Jewish studies program in Asahi Culture center Yokoham
a
③ 杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」 Opera: Sempo Sugihara “Jindo no Sakura”
1.エリアフ・インバル指揮 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
マーラー「交響曲第5番」
Mahler: Symphony No.5 by Eliahu Inbal and Konzerthausorchester Berlin
…人気の高いマーラー5番(つい最近もエルサレム響と西本智実さんも公演)は、過去のインバルさんの指揮だけでも、都響やフランクフルト放送響、チェコ・フィルなどたくさんの音源が出ているので、聴き比べるのも興味深いかも。
もちろんワーグナーも必聴。いまだにイスラエル国内では演奏がなかなか難しいワーグナーですが、海外で活躍するイスラエル人指揮者たちにとっては、演奏活動の一環として自然な流れに
なっています。
終戦前の中東に生まれ(母方がシ
リア系&父方がイエメン系)、戦後キャリアを積むべくにヨーロッパに渡ったマエストロ・インバル。ドイツをはじめとするヨーロッパの文化や社会に対するするさまざまな思いや、歴史の影響、そこから培った彼の人間や芸術に対する敬意が、音楽という形に結晶する。。。今回もきっとそんな人類愛に満ちた“インバル節”が炸裂することでしょう。特に日本の3月は、東京大空襲や東日本大震災など、平和への願いを確認する大事なタイミング。まさに彼の音楽が聴きたい時ですね。
すみだトリフォニーホール開館20周年記念
すみだ平和祈念コンサート2017《すみだ×ベルリン》
エリアフ・インバル指揮 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
日時:3月13日(月)19:00
会場:すみだトリフォニーホール(JR・東京メトロ「錦糸町」徒歩5分)
演目:
ワーグナー/楽劇『
トリスタンとイゾルデ』より 「前奏曲」と「イゾルデの愛の死」
マーラー/交響曲
第5番 嬰ハ短調
出演
エリアフ・インバル[指揮]
ベルリ
ン・コンツェルトハウス管弦楽団
料金
:5000~11,000円
予約:
トリフォニーホールチケットセンター TEL:03-5608-1212
詳細:https://www.triphony.com/concert/detail/2015-12-000247.html
*80歳越えてますますパワフルなマエストロ。他にも公演地多数!!共演者(五嶋龍さん、上原彩子さんなど)や演目も会場によって異なるので、チェックしてみてください。
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3月18日(
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3月19日(日)
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3月20
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エリアフ・インバル Eliahu Inbal
1936年イスラエル生まれ。1963年カンテッリ指揮者コンクール優勝以来、欧米や日本の主要楽団に数多く登壇し、国際音楽祭にしばしば出演。これまでフランクフルト放送交響楽団(現・hr交響楽団)常任指揮者、RAI国立交響楽団(トリノ)首席指揮者、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団常任指揮者、フェニーチェ劇場(ヴェネツィア)音楽監督、チェコ・フィル常任指揮者など数多くのオーケストラの指揮者を歴任。マーラーとブルックナーのスペシャリストとして知られ、80年代のフランクフルト放送響との両交響曲全集が独シャルプラッテン賞、仏レコード大賞など受賞して以来、フィルハーモニア管、コンセルトヘボウ管、チェコ・フィル、都響などとのマーラー・ツィクルス、ラインガウ祭でケルンWDR響とのブルックナー・ツィクルスを成功させている。1998年RAI交響楽団との「ニーベルンングの指輪」がイタリア批評家アビアーティ賞、ヴィオッティ賞を受賞。フランス政府から芸術文化勲章(オフィシエ)、ウィーン市から功労金賞、フランクフルト市名誉ゲーテ勲章、ドイツ連邦共和国功労勲章を授与された。東京都交響楽団には1991年に初登壇後、特別客演指揮者(1995~2000年)を経て、2008年プリンシパル・コンダクターに就任。マーラー交響曲集などのライヴCDを次々とリリースし好評を得ている。2年間に渡って開催された「インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス」が大好評を博した。現在は同オーケストラの桂冠指揮者。(写真:Sverdlovsk State Philharmony)
明治学院大学言語文化研究所主催
2.「ユダヤの伝統音楽と舞踊」宗教的シンボリズムに満ちた独特の世界であるユダヤの伝統音楽と舞踊を読み解く、レクチャー、演奏、舞踊実演、写真展示
Gesture, Sound and Movement in Traditional Jewish Music and Dance (Lectures, demonstrations, film and discussion)
国際音楽学会東京大会を機に来日するユダヤ音楽と舞踊の権威を招き、ユダヤの伝統音楽と舞踊における宗教的シンボリズムについて考える。舞踊の名手と知られるフェルトマン教授による実演と短編映画上映、エッセイスト・写真家としても知られるフリギエジ教授の写真展示も。
ユダヤの伝統音楽と舞踊
日時:3月18日(土)14:00~18:30
場所:明治学院大学白金校舎アートホー
ル
司会:樋口隆一(同学名誉教授)
講演・写真展
示:ユディト・フリギエジ(バル・イラン大学教授)
講演・演奏・舞踊:ワルター・ゼヴ・フェルトマン(ニューヨーク大学アブダビ校招聘教授、ニューヨーク・ユダヤ表現文化研究所長、ウェスト
ファーレン大学オスマン音楽研究所所員:写真)
ラウンドテーブ
ル:ジャック・レヴィ(同学教授・言語文化研究所長)、ユディト・フリギエジ、ワルター・ゼヴ・フェルトマン、シュテファン・メンツェル(ワイマール音楽大学助手・元言語文化研究所研究員)、加藤拓未(同学キリスト教文化研究所研究員・明治学院歴史資料館研究調査員)、樋口隆一(司会)
14:00 Topic 1「東欧ユダヤ人(アシュケナージ)の音楽と象徴」
「アシュケナー
ジの祈りにおけるシンボリズム」(フリギエジ)
「
ユダヤの婚礼のシンボリズムと東欧ユダヤ器楽の独自性」(フェルトマン)
15:20 休憩 (10分)
15:30 Topic 2「ユダヤの音楽と舞踊におけるジェスチャーの意味」
「ユダヤの祈りとジェスチャー」(フリギエジ)
「ユダヤの舞踊とジェスチャー」(フェルト
マン)
16:50 休憩 (
20分)
17:10 短編映画上映とラウンドテーブル
18:30 終演
通訳あり、予約不要、どなたでも入場できます
問合せ:明治学院大学言語文化研究所 TEL:03-5421-5213
詳細:http://www.meijigakuin.ac.jp/event/archive/2017/2017-01-24.html
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《ゼフ・フ
ェルトマン氏来日記念》イディッシュ・ダンス・セッション(←上のワルター・ゼヴ・フェルトマンと同一人物???)
Yiddish Dance Session with Zev Feldman !!
このたびNPO法人イディッシュ文化振興協会では、フェルトマン氏の来日を歓迎し、イディッシュ音楽の演奏とダンスの会を催します。クレズマー音楽の生演奏と各種ダンスを楽しんで頂くほか、イディッシュ・ダンスの名手でもあるフェルトマン氏に、伝統的スタイルのダンスを披露して頂く予定です。世界中のクレズマー演奏家・舞踏家が敬愛してやまないフェルトマン氏とふれあうまたとない機会です。ぜひともお誘いあわせの上、奮ってご参加ください。(メッセージby 樋上さん/オルケステル・ドレイデル)
日時:3月20日(月・祝)18:00 ~(17:30開場)
場所:東京・両国シアターX(カイ) 両国シティコア1階 (JR総武線両国駅西口より徒歩3分、都営地下鉄大江戸線両国駅A4・A5出口から徒歩8分)
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参加費 \500、高校生
以下無料
演奏(予定)
:樋上 千寿(クラリネット)/ 大熊ワタル(クラリネット)/ こぐれみわぞう(打楽器)/ 松本みさこ(アコーディオン)/ 三代真理子(アコーディオン)/ アンナ・グラデュコヴァ(ヴァイオリン)他有志 http://dreydel.blog.jp/
ゼフ・フェルトマン Walter Zev Feldman
ツィムバロム奏者、舞踏家、音楽学者。1970年代よりデイヴ・タラスDave Tarrasほか東欧出身のクレズマー演奏家に薫陶を受け、その後のクレズマー・リバイバルの牽引役となる。イディッシュ音楽とトルコ音楽研究の世界的権威。ドイツ・ワイマールで開催されるクレズマー音楽のワークショップYiddish Summer Weimarで長年演奏と理論、ダンスを指導してきた。2016年にイディッシュ音楽に関する研究書、Klezmer: Music, History, & Memory (Oxford Univ.Pr.)を出版。
3.東京アニメアワード・フェステ
ィバルでロニー・オーレン(ベツァルエル美術デザインアカデミー)がクレイアニメWS開催
Roni Oren’s Clay Animation Workshop in Tokyo Anime Award Festival
東京アニメアワードフェスティバル2017でロ
ニー・オー
レンがクレイアニメの映像上映とワークショップを開催!
世界中からアニメ作品とアニメ・クリエイタ
ーが集い、優れた作品を表彰する東京アニメアワードフェスティバル。
記念すべき第1回目のグランプリ受賞作品は、『戦場でワルツを』(ゴールデングローブ賞外国語映画部門受賞、アカデミー賞ノミネート)でお馴染みのアリ・フォルマン監督の『コングレス未来学会議』であり、第2回目はそのフォルマン監督が審査委員として招聘されました。今年第4回目では、昨年に引き続き"イスラエルの芸大“といわれるベツァルエル美術デザインアカデミーのアニメーション学科長のロニー・オーレン氏も来日し、フェスに先駆けて東京藝術大学映像科と学術交流、またフェス関連企画でクレイアニメWSを開催しま
す。
ロニー・オーレン スペシャルワー
ク
ショップ
イスラエルのクレイアニメーションの巨匠である、ロニー・オーレン氏が自身の監督作品の
上映と共に、ライブでクレイアニメーションのワークショ
ップを行います。
日時:3月12日(日)10:45~11:35
場所:区民ひろば朋有(〒170-0013 東京都豊島区東池袋2丁目38−10)
料金
:無料
H
p://animefestival.jp/ja/kodomo/
ワークショップの前後に、
たくさん親子向けの海外アニメが上映されます。ご家族連れの方におすすめです!
ロニー・オーレンRoni Oren
国際的に活躍するアニメーターおよび粘土作家。ベツァルエル美術デザインアカデミーのアニメーション学科長を務めた。500本以上のフィルムやテレビシリーズを⼿掛け、世界的な賞を受賞している。シリーズの中では、The Egg, Foxy Fables, Tales of a Wise King, Grabbit the Rabbit などを製作し、PBS, ABC, Disney Channel, BBC, Channel 4.など世界80カ国以上で放映された。粘土作家としても、世界各国で指導や講演活動を展開中。粘⼟でキャラクターを作るというシンプルな手法こそが、子供達を引き付ける極意というのが、
彼の信念である。
4.新譜紹介 New Disc
『ペト
ロス・クランパニス / Chroma』 “Chorma” by Petros Klampanis価格:2200円+税 日本語帯、解説付、3月10日発売 インパートメント
シャイ・マエストロ、ギラッド・ヘクセルマン、入ってます!!
「ペ
トロス・クランパニス、満を持してリリースする初のラージ・アンサンブル・アルバム。
シャイ・マエストロ、小川慶太(J-Squad, Snarky Puppy etc.)らを迎え美しい色鮮やかな地中海の風景を描くようなギリシャ/バルカン半島の伝統音楽とモダン・ジャズが共鳴した秀作。シャイ・マエストロやアントニオ・サンチェス、アリ・ホーニグ、グレッグ・オスビーなどと共演するギリシャ人ベース奏者、ペトロス・クランパニスのサード・アルバム。セカンド・アルバム『Miner Dispute』は2015年の注目作品と評価され注目を集め満を持してリリースする作品。ギリシャ語で”色”を意味するCHROMAと題された今作は、グラミー賞ノミネートの常連となり急成長するアメリカの注目レーベルMotéma Musicとの契約を獲得しし期待が高まる作品となりました。小川慶太(J-Squad、SnarkyPuppy、Banda Magda etc)、シャイ・マエストロやギラッド・ヘクセルマン、ジョン・ハドフィールドというニューヨークで活躍するミュージシャンとのジャズ・クインテット編成のコアバンドにクラシカルにアレンジされた弦楽オーケストラを融合し現代のジャズに新たな息吹をもたらす注目作。」 (発売元HPより)
…ギリシャとイスラエルとつなぐ地中海の、透明感と清涼感をたっぷリ封入。タイトル曲の動画をクリックしたら、いきなり、ギラッド・ヘクセルマ~~~ンな感じでした。シャイやギラッドが好きな人はお好みの可能性大。そういやオデッド・ツールのアルバムにも参加してましたね。
詳細:http://www.inpartmaint.com/site/19525/
*巻末ミニ・ニュース
①
「WORLD BREAKFAST ALLDAY」にイスラエルの朝ごはん登場!
Israeli style breakfast at “World Breakfast Allda
y”
2ヶ月ごとに1つ
の国をピックアップし、その国の ”朝ごはん” を提供しているレストラン「WORLD BREAKFAST ALLDAY」で、3月よりイスラエルの朝ごはん特集がはじまります!
定番のシャクシューカ、イスラエルサラダ、フムスやラバネといったディップ、香ばし
い全粒粉のパンなど、カラフルで目に楽しく、ヘルシーでおなかに優しいプレートです。
イスラエルのデザートやドリンクも用意するそうですので、ぜひ味わいに行ってみてください。
場所:WORLD BREAKFAST ALLDAY
住所:東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F(東京メトロ銀座線外苑前3番口より徒歩5分)
期間: 2月28日(火)~5月7日(日)
営業時間:7:30 am - 20:00 pm (Last order 19:30 pm)
詳細:http://www.world-breakfast-a
llday.com/
② 朝日カルチャーセンター横浜で 「ユダヤの精神史」講座開講 Jewish studies program in Asahi Culture Center Yokohama
「ユダヤ人は常に歴史、宗教、民族、政治が交差する場を生き抜き、独自の精神や文化を生み出してきた民です。ではユダヤ人とはいったい誰なのでしょうか。その精神はどのように形作られてきたのでしょうか。それぞれの専門分野からこの永遠の疑問にアプローチし、ユダヤについて、ユダヤ人について多面的に考えてみます。」(センターHPより)
1.ユダヤ学のすすめ(総論) (東京大学教授 沼野充義)
2.ユダヤ教とキリスト教 (東京大学教授 市川裕)
3.言語から見たユダヤ (東京大学研究員 鴨志田聡子)
4. ユダヤの芸術―音楽 (早稲田大学教授 小沼純一)
5.戦時下日本のユダヤ難民とユダヤ問題 (東京理科大学教授 菅野賢治)
6.現代世界とユダヤ人 (日本女子大学教授 臼杵陽)
土曜 15:30-17:00 4/8~8/26 6回
日程 2017年 4/8, 5/20, 6/17, 7/15, 7/29
, 8/26
受講料(税込み) 4月~8月(6回)
会員 17,49
6円
*この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。
お申込み・問合わせ:https://www.asahiculture.jp/yokoh
ama/
③ 杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」 Opera: Sempo Sugihara “Jindo no Sakura”
杉原千畝物語 オペラ 「人道の桜」は、2015年に初演された日本のオペラ。外交官の杉原千畝が、人道的見地から外務省の回訓に従わずに多くのユダヤ難民に査証(ビザ)を発給して彼らを助けた事績を題材として制作され、杉原の学生時代から名誉回復までを描いている。
日時:3月25日(土)14:00 / 18:00
場所:新宿文化センター(新宿区新宿6-14-1)
料金:6000円~10,000円
問合先:東京オペラ・プロデュース TEL 03-3530-5181 FAX 03-3530-5182
詳しくは:https://www.facebook.com/%E6%9D%89%E5%8E%9F%E5%8D%83%E7%95%9D%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9%E4%BA%BA%E9%81%93%E3%81%A
E%E6%A1%9C-1516385761934304/
いつもイスラエル
の
文化・芸術に興味を持ってくださってありがとうございます。
突然ですが
、ご存知でした? イスラエルがWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)に、出場することを!
なんと昨年9月に行われた予選ラウンド4組でイスラエルがイギリス、
パキスタン、ブラジルを破って初出場を決めていたそうです。…すみません、全然知らなかったです。
イスラエルで人気のスポー
ツといえばサッカーとバスケかと思っていたのですが、いつのまにこんなに野球が頑張っていたのでしょう? しかもアメリカのメジャーリーグで活躍中(あるいは過去に活躍した)選手が参加する可能性が高く
日本のメディアでもダークホース的な取り上げられ方をしていて、なんともミステリアス(笑)。
残念な
がらイスラエルが出る試合会場は韓国なのでナマでは見られませんが、とりあえず応援よろしくお願いします。
試合日程はこちら:http://www.wbc2017.jp/
schedul
e/
イスラエルと野球について更に詳しく知りたい方、こんなサイトも見つ
け
ました↓:
「WBC初出場
・イスラエル代表は台風の眼?メジャー勢加われば大会屈指の強力打線に」(ベースボールチャンネル)https://www.baseballchannel.jp/etc
/23224/
「WBCに初
出場のイスラエルの謎に迫る 過去に存在したプロリーグの実態とは!?」(石原豊一著・スポーツナビ)https://baseball.yahoo.co.jp/wbc/column/detail/201702270005-spnavi
17/news/1784086.html
ちなみに彼はチームのマス
コット「ベンチ
のメナシェくん」。
しかし
本人は"マスコット“という言葉を否定し「スピリチュアル・アドバイザー」だそうで…。うん、ゆる~い感じがいいかも。(写真:Israel Baseball Association HPより)http://www.baseball.org.il/en/
引き続き、ご指導・ご支援賜れますよう、よろしくお願いいたします。