例を挙げれば、2006年の小泉純一郎首相のイスラエル訪問以降、翌2007年には麻生太郎外相のイスラエル訪問およびツィピ・リブニ外相の来日が行われ、2008年2月にはエフード・オルメルト首相、2010年5月にはアヴィグドール・リーベルマン外相が日本を訪れています。
また、2014年5月に日本・イスラエル間で新たに共同声明が署名されて以来、あらゆる分野で二国間交流が活発に行われています。
日本は中東和平に対して積極的に貢献する政策を継続しており、2006年に当時の小泉首相がイスラエルを訪問した際に提唱した「平和と繁栄の回廊」プランは、ヨルダン渓谷における地域経済活動を通じ平和の醸成を図るものとして当地で高く評価をされています。
また、京都府綾部市から始まり、日本各地の自治体が交代で招聘を担当した「中東和平プロジェクト」や、民間団体の招聘企画により、これまで多くのイスラエル・パレスチナの青少年が日本を訪れて対話の機会を得ています。
二国間関係概要
1952年 イスラエル公館東京に設置
1953年 日本公館テルアビブに設置
1963年 両国公館が大使館に昇格
1973年 相互査証免除協定
1993年 関税協定
1994年 文化・教育についての取り決め
1995年 両政府間で科学技術協定調印
2000年 航空協定
2014年 日・イスラエル共同声明
2014年 第1回日イスラエル・サイバー協議
2015年 日・イスラエル投資協定交渉 第2回会合
2015年 イスラエル内閣が日本と経済関係・協力を強化する包括的な計画を承認
二国間友好促進団体
日本イスラエル親善協会(1965年設立)
日本イスラエル友好議員連盟(1984年設立)
日本イスラエル商工会議所(1996年設立)
2005年以降の要人来日
2005年4月 オルメルト産業貿易労働相
2006年2月 カラディ警察長官
2007年1月 リブニ外相兼筆頭副首相
2007年2月 フィッシャー・イスラエル中央銀行総裁 / アブラモビッチ外務次官
2007年3月 ペレス副首相
2007年8月 アハロノビッチ観光相
2008年2月 マジャドレ科学・文化・スポーツ相
2008年2月 オルメルト首相
2008年4月 エズラ環境・観光相
2008年2月 エフード・オルメルト首相
2010年4月 メリドール・イスラエル副首相兼諜報相
2010年5月 リーベルマン・イスラエル副首相兼外相
2010年11月 アヤロン・イスラエル副外相
2012年2月 エフード・バラク副首相兼国防相
2014年5月 ビンヤミン・ネタニヤフ首相
2015年5月 ヨッシ・カトリバス・イスラエル首相府上級次官補
2015年8月 ホトヴェリ・イスラエル外務副大臣
2015年6月 ギル・シェフェル在エルサレム名誉総領事(元首相府首席補佐官) / イガル・アメディ元エルサレム副市長